2017年5月11日(八段語録3066)
極真手塚グループの理念(5)
第二章 目的意識に向けて
第一節 スケジュール
スケジュールを構築する前に、目的意識を持って歩むことです。
人それぞれ、目標は違いますが、達成するように、心掛けるのです。
自らの目標とする、大義がなければ、能力は発揮できないものです。
それだけに、スケジュール闘争をするということが必要です。
いつまでに、どうするという気持ちが働くならば、本人における、全能力が発揮されます。
今まで、私が、振り返っても、日にちを決めて、歩んできました。
達成できたときは、興奮するほど嬉しいものです。
また、未達成の時でも、修正をして、再び歩み出すという事でした。
それ故に、一日・一週間・一ヶ月・一年・十年の公的スケジュールを決めて、絶えず、意識をしながら、日々を過ごすのです。
そのために、静かに、正座をして瞑想することも必要でしょう。
家族と気持ちを一つにして、愛情をベースに意識統一を計ることもです。
空手に打ち込むことは、置き換えるならば、生涯の人生を抱えて行くという気持ちを維持することであり、大きく成長できるのです。
第ニ節 一日のスケジュール
基本は、プラン・ドウ・シイです。
計画を立てて、行って、再び反省するということです。
予定をしっかり立てることも大切ですが、実行したことをしっかり記入するのです。
予定は、変更が多いものです。しかし、実行したことに対する反省は、力になります。
日々を充実させるということに力点を置きます。
肉体のメンテナンスを心がけ、万全な状態で対応するのです。
肉体の調子の悪さは、一日の行動に支障をきたします。
そのためにも、稽古を欠かさず実践して、健康を維持するのです。。
実践したことに対する反省も大切です。
充実感が湧き上がるまで、努力は積み重ねます。
結果に対する、反省はしっかりしなければ、日々の蓄積にはならないのです。
それ故に、今日一日が勝負という意識なのです。
第三節 週間スケジュールから長期のスケジュール
長期のスケジュールになると、目的意識が重要になってきます。
最小限、道場生として稽古を確保しなければなりません。
それに伴う、審査会までの訓練内容を明確にして一つづつクリアするのです。
また、合宿がありますから、集団での一日の過ごし方もイメージすべきです。
長期になると、目標を明確にしなければなりません。
短期目標では、普段の稽古をしっかり実践します。
この普段の稽古が、基本になります。 それが、審査の合格への準備、合宿では、生活姿勢の改善、大会における、優秀な成績に直結して行くのです
道場生としては、より多くの夢をスケジュールに載せるのです。
スケジュールを立てた時の、動機に立ち返るわけです。
スケジュールの途中、流されてしまっては、空手を継続できないのです。
まして、人生を充実したあゆみとして、振り返ることもできないのです。
そのような、長期目標であると自覚すべきです。