2017年5月1日(八段語録3057)
今月の出発に当たって

 先月も充実した歩みでした。
新規の道場生も増えました。
それでも、自分に働くマイナスのエネルギーに、注意するようにしているのです。
マイナスのエネルギーは、常に沸き上がってくるのです。
そのエネルギーには、力があるのです。
そして、マイナスのエネルギーは、意外と強力なのです。
 
 マイナスのエネルギーは、自分自身をも破壊させます。
また、必要に時間を浪費させるのです。
前進しようとする気持ちまでも、削いでしまうのです。
最後は、自殺まで、追い込んでしまう事もあるのです。
マイナスのエネルギーを発するという事は、時には美しく、輝くのです。
それ以上に、気持ちが、正常にいられないという、状況に追い込みます。
そして、そのような環境に引き込もうとするのです。
そのマイナスのエネルギーは、怒り、憎しみ、欲張り、嫉妬、そして人を無視しようとするのです。
 私自身、ある奉仕団体で、そのような誘惑に引き込まれようとします。
いつの間にか、時間が経つにつれて、大きくなります。
当然、自分の期待は充足されませんから、無関心に取り扱われていると感じるのです。
そのうちに、簡単に批判されるようになります。
それ故に、避難と、敵意、そして憎しみへと思いを抱かれるのです。
この二年間で経験したことなのですが、起伏の激しいサイクルの中に突入するのです。
賞賛の無い孤独な戦いが始まります。
自信が持てない時もあり、意気揚々と意気消沈の反復が増えるのです。
不幸にも、出会うのは、落胆と失望なのです。
それでも、ささやくのは、妥協したらという事です。
その雰囲気に染まれば、別に楽なのです。
しかし、極真で鍛えた魂は、脈々と息づいているのです。
それ故に、どんな悪魔の囁きにも、妥協はしないのです。
 ところで、最後まで、悪魔のささやきは、付きまとうのです。
それ故に、環境に負けないのです。
その姿勢は、極真空手で培ってきたのです。
東日本大震災に対しても、役立ったのです。
いざという時に、腐った状況では役立たないのです。
敵は、悪魔の囁きです。
それだけに、平和的で幸福な自分自身になれるように努力するのです。
磨き石は必要です。
決して、妥協しません。
それが言うまでもなく、極真精神という事です。
私の境地は、これから深まるというものです。
 今月を迎えて、夫婦で話し合って、難関な問題を抱えることに、くじけないのです。
人生という戦場は、突然、敗北と失敗が襲ってきます。
どんなことがあっても、勝ち抜くばかりです。
勝敗を分けるのは、今まで築いてきた極真魂であると思っているのです。
出来れば、温和で親切に振舞いたいものです。
しかし、鉄拳も必要です。
認めることが出来ない事に関しては、妥協できないのです。
予測できない事にも対応です。
どんなに、敵が多くても、妥協はしないのです。
今月も、果敢に挑戦です。
この手塚グループで、指導してきたことを、しっかり広めるのです。
それが、世間に問うという事です。
大々的に進軍する五月にしましょう。