2017年4月25日(八段語録3054)
否定に打ち勝つ
ロシア領事館に、ビザ申請に出かけました。東京です。
今は、ネットで申請できるのです。
その内容が、領事館にナンバーリングされて保存されます。
印刷して、写真貼り付けて、サインをしてパスポートと一緒に受付に渡すのです。
ロシア領事館は、十二時半で受付が終わるのです。
それ故に、朝三時半には自宅を車で出発です。
五時間で到着でした。
テロ対策で、領事館の前は、警察の警戒警備が半端でなかったのです。
申告内容が正しいかをチェックして、提出しました。
十日程、ビザが下りるまでかかるようでした。
もう一度、受取証をもって来場という事でした。
いつもは、手塚会長が行ってくれたのですが、今回は私という事になりました。
また、千葉市稲毛区の大塚クリニックに、妻と娘を送りました。
結局一年、毎月通いました。
今は、コンサータという薬が、的中して、正常になっているのです。
六年間、肉体の痛みと精神の苦痛で大変だった娘も、元気なのです。
今回は、娘もカウンセリングを受けたいという事で、一緒に来ました。
仕事も順調にこなしています。
仕事場は、「ザラ」というスペインが本店のブティクなのです。
仙台では、藤崎デパートの隣の、六階建の店舗なのです。
そこで、一生懸命働いているのです。
娘との会話の中で、彼女から空手をしたいという事でした。
学生時代は、一級まで取得したのです。
再び、始めたいという事を聞くのです。父親として感無量でした。
ところで、空手は心の管理には効果的です。
体を動かすという運動だけのことではないのです。
稽古を通じて、気持ちが体と調和するようになるのです。
日々の修練で、新しい自己を磨くことになるのです。
それだけでなく、徹底的に精神修行をするのです。
指導者の課題も徹底的に分析して、修正するのです。
人を批判し、妬み、欲張り、利己的で憎しみ、打算的な姿勢を打ち砕くのです。
指導者といえども、自分の心の状態を解消することができないのです。
それを、的確に総合的に判断して、指導するのです。
そのようにして、否定するのではなく、リフレッシュさせるのです。
そして、自分でも気が付かない、課題に挑戦する姿勢を、指導者として、挑戦させるのです。
それが、道場であるのです。
誰でも、極真空手を始めて、訓練を受けるのです。何年も何十年も、修練を積み重ねるのです。
私は、五十年以上修行を積み重ねてきましたが、いつも反省の毎日です。
それも、多くの諸先輩からの説教を、一身に受けるのです。
強靭な肉体だけの修行を目指すのは、表面だけという事も悟るようになるのです。
そして、指導を受けた内容に関しては、恐ろしいほど、驚く恵沢を受けるのです。
そうする助言は、自分を生まれ変わらせる刺激的な内容になるのです。
決して、修行は、安易ではないのです。
それは、指導者としても、例外ではないのです。
難しい戦いが待っているのです。
もちろん、そのような闘いは、誰も好まないのです。それが道場の稽古なのです。
自己欺瞞を内包している私にとっては、否定は多くの恵みを与えてくれます。
もちろん、眠れぬ日々も続きます。
修練しながら、日々変化しようとする自分を見つけるのです。
生涯、極真空手人生なのです。ありがたいことです。