2017年4月12日(八段語録3045)
夫婦の愛情で道場生を包み込む
日々気ぜわしく、目が回るような忙しさになってきました。
東口交流センターに、二組の新規来場者、錦ケ丘のコミセンにも、新規来場者の来場という事を、北山事務局長から、電話を受けました。
早速、駐車場から、車を出そうとしたのですが、バッテリーが上がってしまいました。
原因は、ドライブレコーダーによる駐車中のビデオ監視を、十二時間に設定していたのです。
その為に、バッテリーが消耗して、エンジンを始動する電圧を、保つことができないということでした。
すぐに、近くのオートバックスに持って行って、ドライブレコーダーの設定の変更を、お願いしたのです。
結局、北山事務局長にオートバックスに来てもらって、現地に出向くことになったのです。
大変申し訳ないと思いながら、新規来場者の対応にあたりました。
来られた来場者は、本当に極真空手で子供の教育をしたいという親子ばかりでした。
折しも、北山事務局長の誕生日ということもあって、上機嫌で対応にしたということです。
一ヶ月に一度は、夫婦で、日帰り温泉に行くのです。。
妻とは、仲はとても、良いのです。
近くの秋保温泉に入ったとあとは、食事をして、心の交流をします。
午後三時には、帰ってくるのですから、ごく短い時間です。
それでも、意気投合するのです。
会話は、なんでもないことから、感動的なことまで、尽きないのです。
妻の話は上手で、いつの間にか聞き手に回ってしまいます。
いつものことですが、妻の冗舌には舌を巻いてしまいます。
息子夫婦の事、娘達のこと、妻の仕事の下宿で起きていること、様々です。
その妻が話しかけてくる内容に、私は、熱心に聞き入るのです。
もちろん、妻の話は、気持ちが入っているわけです。
どんなドラマ以上に、妻の弁舌さわやかな話し方に引き入れられて、感動してくるのです。
そして、温泉の気持ちの良さと、妻の話の心地よさで、いつしか寝入ってしまうのでした。
何故かというならば、妻とは愛情が深まるのです。
これは、今始まったことではなく、二十四歳で出逢ってから、スムーズなのです。
ありがたいことです。宝くじに当たったより、恵まれたということです。
それ故に、家族の大切さや、夫婦関係の大切さを、実感として話すことができるのです。
もう人生の伴侶として、四十年以上も付き合っているのです。
それでも、友達のようではなく、いつも恋の継続ということです。
確かに、ドキドキしたような感動は、しばしばしか現われません。
それでもできるだけ、長く妻と一緒にいたいという衝動に駆られます。
また、いつまでも一緒にいたいと思うのです。
それだけでなく、新鮮な感動を、日々の生活で勝ち取って、妻とは共有したいと思うです。
いつしか年齢を重ねて、子供を育てて父母になりました。
それでも、夫婦として、新鮮に生活ができるのです。
確かに、忙しい時期を共に過ごし、一生懸命苦楽を共にして来ました。
そして、今でも夫婦は、幸福の頂点にいるようです。
そんな恵まれた人生を過ごすことができるとは、夢にも思っていませんでした。
恋は続かないし、麻疹みたいな瞬間の期間だけのように思っていました。
しかし、今でも妻に対しては、尊敬もしているし、心から惚れているのです。
記憶を喚び起すと、若かりし頃の妻との出会いは、アルプスの少女に出会った新鮮さがありました。
夫婦として生活し、理解するようになって、確かに色々な欠点はみえかくれします。
それでも、妻と「行ってまいります」と、玄関を出てから、彼女が知らないところで、一生懸命に至誠を尽くそうとするのです。
その心構えが、妻に通じて、あうんの呼吸に至るようです。
自由な愛情がお互いを行き来するようです。
決して束縛しようとはしないのです。
お互いを尊敬するところに、自由で豊かな時間が過ぎていくようです。
夫婦の愛情は、海を渡り、再び新大陸に上陸するような新鮮さを感じるのです。
このような、夫婦の絆が、道場において、新しく入門しようとする家族に伝わるようです。
そのような愛情をこれからも、続けて、多くの道場生を包み込んで行きたいのです。
それが、極真会館を運営していく原動力になってくると確信しているのです。