2017年3月15日(八段語録3028)
静かに考える事

心深く、瞑想の時間を持つのです。
別荘に座禅室を設けました。
手塚会長の写真も置きました。
本気でこれから手塚グループの発展を願うのです。
派閥に別れた極真を束ねるには、このグループが最高の存在になるのです。
会長の意思をしっかり汲んで対応するということになります。
このグループが、家族の理念で発展するのです。
モンスターのように、空手の強さだけを誇っても、それだけのことです。
歴代のチャンピオンが、この極真会館を背負ってきているかというならば、否ということです。
それよりも、コツコツと、帰属意識を持ちながら、極真空手道を極めていくということです。
形は基本から、しっかりしています。
そこから、何を学ぶかということになるのです。
心技体ということもあります。
家族を調和させて、良き人生を歩むということが第一目標になります。
それは、人として、家庭を築いて、守っていくということにもなります。
故手塚会長が力点を置いていることは、一人の大人として、社会貢献していくということです。
武士道の精神に則り、活躍の範囲を広げていくということです。
そのような意味でも、手塚会長を見習っていくということです。
その為の日々の稽古をしていくことであります。
また指導者になっているならば、後輩を指導していくということです。
そして、先輩が、良き見本になるということです。
一人一人は、個性が違います。
全く同じになれるはずはないのです。
そして、必ず、その人の才能があるはずです。
それを日々の稽古で、磨き石が稽古であるように、自分自身を磨いていくのです。
毎日繰り返し、稽古をするのですから、確かに強くなります。
肉体の分野だけでなく、精神面も強化していくということになるのです。
その修行は、中高生の部活活動のように、一過性のものではないのです。
生涯の修行をするという準備をするのです。
ところで、会長の意思を継ぐということは、実に、難しいことです。
それでも、会長の志を知っている者なのです。
個人において、家庭において、世界には至るまで基盤を作っていくということです。
何一つ、いい加減にすることはできないということです。
ですから、中心は決まってます。
手塚会長の世界を意識して、家庭を守り、そこから開ける世界を、重要視していくということになります。
理念がしっかりしなければ、その組織は、只の人形になってしまいます。
生きた生命力を持つ、活発な存在として、世間に根を張っていくということが大切ということです。
誰もが、共鳴するような、組織として、空手を習って、良き人格になりたいという気持ちを起こすことができる、団体になるということです。
手塚会長から、責任を移行されるということは、思ってもいなかったことです。
それでも、もし、生きておられたらどのようにされるのだろうかということを、念頭に置きながら、日々を過ごすということになります。
会長の御家庭には、引き続き責任を持っていただくということを了承して下さいました。
そこで、手塚グループの代表は、会長に代わって、文子婦人になっていただくのです。
私はあくまでも、会長の意思を引き継いていくということで、手塚会長代行として、指揮を取っていくということです。
現場の指揮はとります。
それでも何か不都合がないかということを、女性の目から、見てもらうのです。各支部の巡回をして、手塚婦人には、面倒を見ていただきたいと思うのです。
そのようなことを、感じることができる内容でした。