2017年3月8日(八段語録3021)
会長逝去三日目 暗中模索

千葉に来て三日目になりました。
ショックは隠すことはできません。
日曜日でしたが、副会長として、どのように会長の意思を継いでいくかという事も検討しなければならないのに、頭が回らないのです。
第一に、会長が生前されていたように、これからも同じように活動するということが、前提にということです。
第二に、各県本部長の願いを優先するという事です。
それだけに、誰かが上に立つということではないのです。
家族ですか、お兄さんや弟がいるだけです。
この観点が、大きな柱に据えて、今後検討することになるという事です。
第一の課題に対しては、任意団体の国際空手道連盟総本部極真会館手塚グループの、会長が死亡したということで、準確定申告をするという事なのです。
そして、私が提案することは、そのまま、手塚会長の奥様に名義を変更するということです。
現実には、ご婦人が、運営は難しいので、事務局長を立てて、対応をするのです。
それで、文子婦人にお伺いをたてるようになります。
第二の課題です。
各本部長の願いに立つということは、どのようなことなのかという事を考えるのです。
審査会に於ける昇級、昇段、帯の発注、空手着の発注、会員証の登録等、総本部の業務が滞りなく行われるという事なのです。
この二点を中心に据えて、どのようにするかという事を、故手塚会長に尋ね求めながらの日々を送るという事です。
今日は、杉原師範と一緒に、お昼に会長の御自宅に出かけてきました。
この二点の趣旨を話して、了解を頂きました。
そのまま、会長が、築いた国際空手道連盟総本部極真会館手塚グループを残すのです。
そのための、今まで、会長がされてきた業務を文子婦人が、引き継ぐのです。
私たちは、会長がやりかけていた仕事を調べて、対応するというところからの準備です。
業務をしっかり、継承できるかという事がポイントになるのです。
やりかけてている仕事を中途半端にすることはできないということです。
そうできなければ、信用は失われてしまいかねないのです。
当然、婦人の手を患わせたくないので、総本部の事務局杉原師範が代行するものの、婦人の許可を絶えず頂くのです。
この事務局が、機能せず、麻痺してしまったならば、、現場に支障が出てしまうのです。
事務局は、現場に信頼されなければならないのです。
次にお願いしたことは、審査会にに於ける課題に対してでした。
段と級の発行は手塚家が発行はするのです。
快く受け入れて下さいました。
その他に、片付け物について、整理して欲しいということでした。
そのような事を、四時間にわたり対応することになったのです。
このように、しっかりとしたサポートを定めることによって、健全な運営がこれからなされるということなのです。
文子婦人が、国際空手道連盟総本部極真会館手塚グループの屋号の継承するということです。
それでもって、このグループの各県本部長をはじめ、道場生が安心して、稽古ができるというものです。
とにかく、深い信頼関係が築かれなければ、発展するということなどできないということです。
当然、これから手塚会長文子婦人を中心とする総本部と、現場との間に信頼関係むすばれなければならないのです。
そのためにも、原則的な規約が両者に信頼されなければならないのです。
スムーズに公式通りに展開したならば、発展することは、間違い無いのです。
それを、これから、理事会で決定して、一致団結した道場にならなければならないということです。
会長代行が決定するのではないのです。
この事に対する、執行部としての方針を模索しながら、、少しずつ理事会で決定していかなければならないと思っているのです。
ここで、私が決意することは、故人の手塚会長を度外視して、これからの手塚グループを運営するということはあり得ないということです。
あくまでも、会長の意思を受け継いでいくことができるかということです。
その心を踏み外すとするならば、師を大事にするという教育者にはなれないということです。
それは、武道精神とはかけ離れているという事なのです。
公式的な継承を度外視して、これからの極真会館手塚グループの運営などあり得ないという事なのです。
会長の心を大切にする各師範であってこそ、このグループを率いていくことができると思うのです。
全ては、理事会で決定していくこととして、与えられている公的責任を果たすことができるようにということです。
決して、繰り返すようですが、会長代行が決定するのではないのです。
これからは、理事会での決定を重要視するだけなのです。
それが、守ることができないようでは、指導者の資格を失うだけという事になるのです。