2017年1月4日(八段語録3016)
仕事始め

今年の仕事始めは、宮城県県県庁の訪問からです。と言っても、知事を訪ねたのではなく、行政の仕事でもないのです。期限切れになりそうなパスポートの申請するための来庁という事でした。地元の区役所で戸籍抄本を取得して、写真を撮って、書類を全部揃えてたのです。とても混雑していました。申請が終了するまで、三時間あまり時間を要したのでした。
前後して、北山事務局長の年末年始の道場の様子を聞いていました。それから、元旦から続いている、トレーニングを継続です。筋トレというよりは、ストレッチを中心にプログラムを組んでいました。もうすこし、体重を落とした方が良いというアドバイをもらうのです。
ライザップのようには痩せないようです。食事管理も重要になっているのでしょう。とても良く食べるのです。胃腸が丈夫なのです。
さて、正月三が日も終えて、ミッションをモードに切り替わってきています。道場生に、自己成長という「感動」を与えようとするのが、私の目的です。常々極真空手は人格を成長させるための、手段であると指導しています。道場で稽古を積み上げて、道場生が日に日に成長していくのです。前進する事が、代表師範としての喜びなのです。幼稚園から極真空手に入門する道場生が増えてきています。その子供達が、成人して、一人前の大人になっていくのが、実に楽しみなわけです。その中で、極真空手の指導者になるものでしたら、小躍りしてしまいます。理由は、創設当時の目標も道場生の教育にありました。今も変わらず手を抜く事なく、汗を流しているのです。代表師範としての見返りは、道場生が立派に成長を見ることです。喜んでくれるための行動を取るのです。夜も眠れずに過ごす日々もありました。
もちろん、事件・事故をというマイナス面だけでなく、全国大会で戦う選手達に対する、応援もありました。
ところで、このような事を含めて、代表師範として、後退するわけには行かないわけです。
何ら感動のないところに、道場生が稽古をするわけはないのです。日々の稽古での、刺激と感動が原動力になるのです。教育は、その日その日の連続なのです。そして、その間、私が経験してきたことの全てを投入して、成長を見守るのです。これは、実に親のような気持ちです。日々祈らざるを得ないのです。道場生を見守るということから撤収することなどできないのです。道場生が成長をしようとする勢いよりも、指導者として、教育しようとする勢いが勝らなければならないという気持ちなのです。教育に対して、燃える情熱を抱くのです。
道場生に向かって、イノシシのように突進するのです。若き日の培った全ての内容を引っさげて、体当たりなのです。このような、恵まれた立場に立つ事が出来たという事は、感謝することの何物でもないのです。道場生がいなければ、ただのボケ老人ということなのです。
稽古そのものを検討するのですが、稽古は芋洗のようなものです。日々切磋琢磨の連続です。いうならば道場生の気持ちを打ち砕く日々ということです。これが、稽古なのです。今の道場生から明日の道場生へと変化していくのです。積み上げて十年も経てば、実に変身しているのです。子供達の成長を見届けるという意識は強いのです。入門した道場生に対しては、成長を見届けなければ、目を閉じて死ねないのです。この私の極真空手の経験を次の世代に伝えて、教育するという決心は揺るがないのです。この目的の為に、道場生とともに、日々を過ごすという覚悟なのです。仕事始めの今日も思うことなのですが、覚悟を決めて、取り掛かるということです。日々の延長であるとは思わないのです。
気持ちは、容易ならざる境遇において、勝負を決しようとするのです。今の心境は、教育において、敗者にならないということです。今年も教育の先頭に立つということです。いつでも教育の為に全精力を投入する勇気をもって、生命を投げだす覚悟になっているのです。