2017年1月3日(八段語録3015)
家族団欒からの意識改革

私達夫婦と、息子の聖義と娘の文誉の四人で、蔵王えぼしスキー場へ行ってきました。
妻は、私からするならば、スキーの名手でした。広島の八幡高原スキー場のそばで育っていますので、スキーは上手です。そこで、勝手にアルプスの少女としていました。弟の千行さんは、スキー学校の校長先生でした。まして、御両親は、スキーの板を製造していたというのですから、本物のようです。我が、息子は、スノーボードを何年も続けています。娘は、初めてのスノーボードに挑戦ということでした。私は、山を降りて、遠刈田温泉に直行でした。公衆浴場でゆっくりすることにしました。夕方まで、妻と子供達はスキー場で楽しんでいました。その後、家族を温泉に連れて行き、ゆっくりしてもらいました。仙台に帰って、ホテルサンプラザの一階のレストランで一緒に夕食でした。楽しい一日を送ったのでした。
何のことはない家族団欒の一日を送ったのです。このような当たり前の幸せを家族で過ごせるのですから、ありがたい事です。もちろん、今年も果たそうとする極真ミッションは、数限りなくあります。
さて、正月で、リフレッシュもして、2017年に合わせて、意識改革するのです。今の時代に生き、この時代の真っ只中にいるのです。様々なニュースが飛び交います。それでも、自分自身が、この時代の中心であるという自覚です。時代の波に、飲まれているようには、思わないという自覚です。この自覚は、難しい事です。それも、個人としてですし、家庭に属しているだろうし、この日本民族、日本国家に属しているのです。このような単位に取り囲まれているということは確かなのです。それゆえに、この時代の共同体という意識というように自覚するのです。それだけに、時代に一致しているという、意識改革は必要なことです。時代の中心という意識を持つのは大変な事です。私の場合、極真会館を選択して、人生を歩むことに決定したのです。極真会館としてのミッションを果たすという、社会的な役割を時代の中心に据えるのです。また家族を愛情で守っていくということが、この時代で充実していく、ポテンシャルになるという思いなのです。そのような気持ちを抱くのです。
ところで、なにゆえに、意識改革が出来て、時代の中心に立つ存在という気持ちが、湧き上がって来るのでしょうか。それは、ミッションでいうならば、日々極真空手を通じて、日々戦い抜くという力を養っているからということです。押忍という極真精神で、最後までやり遂げるというパワーを、みなぎらせているのです。不思議です。自分が完全燃焼すると、自分という存在が、この大地に一致するようにも思うのです。負けないという自負心が広がりを、何事でもできるような気持ちにもなるのです。もちろん、途中で失敗したり、倒れたりもするのです。それでも、全身にエネルギーがみなぎるのです。自分という存在が中心となって、前進するという意識に立つという事です。この事の繰り返しが、意識改革になるのです。戦わないことに何も始まらないのです。今年の目標は、ミッションでは、現場の責任者を信頼するという決意なのです。今まで、確かに、私自身が機関車になって、推し進めてきました。それを方向転換するように、現場の意見を大切にするのです。これは忍耐がいるということです。そんな意識改革があるのです。
そうする覚悟は、これからの指導者として必要な事です。もちろん、現場を大切にするという事は、現場の誰かが助けてくれるという気持ちで、対応するということではないのです。
あくまでも、自分と同時に、現場に対しても責任を持つということなのです。絶体絶命の境地でも責任転嫁はしないのです。勝つまでは、現場の責任者と心中してでも乗り越えていくという覚悟なのです。たとえ腰の骨が打ち砕かれようとも、信頼して、最後まで頑張るという根強く戦い抜くのです。これからも、困難な道にぶつかる事が多いと思うのです。それでも、私の意識改革によって、乗り越えていくという覚悟をするのでした。