2012年6月1日(八段語録1700)

私の財産


 今の私の財産は、今という瞬間のすべてなのです。それ以外は、考えることができないのです。つまり、今歩いている足元にあるのです。
今が大地を蹴っていることが、最大の幸福であり、最高の財産であると思っているのです。生活している環境が問題ではないのです。そこでどのような一歩を歩むかにかかっているのです。
私は、俗にいう財産は信じないのです。もちろん無いのですが、人生という歩みの中で、自分自身が納得するように頭角を現したいのです。自分の望む環境を、一歩一歩進んでいるという事自体を、財産としてカウントしている訳です。
 当然、歩んでみて、険しい道のりもあるし、行き止まりもあります。思うようにいかないという所で立ちどまりながら、そこから、自分で力強く歩み出すことを財産と捉えているのです。
この一歩は私自身が意思決定して歩むわけですので、どんな気持でも付加できるわけです、愉快になろうとすれば、愉快な考え方で頭をいっぱいにします。
もちろん、惨めな考えを持てばそうなるだろうし、恐ろしさに怯えれば、いつの間にか、失敗も、病気にもなってしまいます。
自分ばかりをかわいがれば、他人からは敬遠されるようになるし、皆が寄り付かなくもなります。どのような足元にするかが、財産づくりの基本という事になります。
 ところで、私の足元はというならば、家族は当然ながら、極真会館があり、保護司会があり、町内会があり、地域社会がそのまま足元になっているのです。そんな環境を持っていることに感謝しながら、最高の財産を構築しているのです。
それは、どんな人に対しても憎悪することなく、不信することなく、不親切を心の中に起こさないという事なのです。もちろん、ブログでも書き記しているように、聖人君主ではない私は、あらゆる感情を抱きます。
しかし、そのような時でも、最善の足元の状態を保つために、忘れることが、はやいのです。
 今日も、私の足元は、親切で、寛大で、自分にプラスになることだけを思考し、悪なる感情など、抱かなかったように時を過ごし、人生に満足感だけで、満たされようとするわけです。
この生き方に到達するのに、今までかかった訳ですが、自分と対話して、自問することで、勝ち取った財産なのです。
それだから、今月も、この姿勢を貫けるかが、私の財産形成の第一歩という事になるのです。