本部長通信170  2008年5月3日

現在が勝敗の分岐点(6)


 命がけの戦いの結果、勝敗の分岐点となるは、誰かに喜んでもらえるかどうかなのです。誰かに喜んでもらうために、後退できないのです。子供であったならば、両親に喜んでもらいたいという一念しかないというのが目的であるべきなのです。両親に喜んでもらいたいという気持ちで、現在に勝利すべきなのです。
 このようなことは、子供一人ではできないのです。そのために、親子ともに、戦って喜びを増幅させるのです。誰が一番うれしいかというと、一番苦しんだ人が一番喜ぶのは当然なことです。そのために、私たちは敗者になってはいけないのです。今、子供たちは、自分自身の運命の前に、どうなっているか考えていかなければならないのです。
 誰かに喜んでもらいたいがために、毅然として戦わなければならないのです。戦いを敢行するにおいて、個人的事情で中断することはできないのです。それは敗者を自ら作ることになるのです。逃避者とならざるを得ないのです。
 誰かを喜ばすために、悲惨な姿をする場合があるだろうし、絶望する時があるかもしれないのです。しかし、後退するとか、中断するとかできないのが私たちです。とにかく、先頭に立たなくてはならないのです。

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