2012年5月18日(八段語録1686)

今日の決意


 今日だけは、恐れずに勉強をすることを積極的に取り組もうという意識を持とうと思うのです。日々の学習での疲労感が高まってきているのです。知識の詰め込みが日々続いているので、頭の中が混乱してしまいます。先人たちの医療の知識や経験を一挙に頭に詰め込むわけですので無理もありません。それに言い訳になりますが、年齢も加算されて、知識を定着させるのに一苦労なのです。
 それでも、恐れずに学習していく事にチャレンジしようとしている訳です。実に人体の学習は為になります。自分の存在を医学的観点から分析できるのです。今までの人生でなかったアプローチなのです。武士道的に考えてきましたが、医学的観点から自分を見つけるという事は、今回が初めてという事になります。現実的にも、人体の構造が分からなければ治療の仕方が生まれてこないのです。
 ところで、最近、肉体の故障の治りが遅いのです。疲労性なのですが、左の肩の筋肉の痛みがひどいのです。若かりし頃は、それでも稽古を積み重ねていると、いつの間にか治っているというのが当たり前でしたが、今は積み重なって治るものも治らなくなっているのです。今までの自分の治療法を放棄しなければならない時に至っているという事を痛感するのです。
 肩の筋肉でしょう。僧帽筋や三角筋の内にある隠れた筋肉が痛むのです。俗にいうインナーマッスルという筋肉なのです。棘上筋を痛めているらしく、上腕を上に外転ないしは屈曲すると肩近くになると、痛み出すのです。更に、棘下筋や小円筋の痛みも、後ろ上腕を引く事や、回外に反ると痛みが増し加わってくるのです。このような肉体の状況にありながら、稽古は止めようとしないのです。
 そんな状況でありながらも、稽古を恐れたり、勉強を恐れたり、私を頼りとしている人を私が愛情を注ぐことを恐れたりはしないのです。もちろん静かにくつろぐ暇など無いのですが、処理すべき一日の課題をはっきりさせながら予定をしっかりこなそうと思っているのです。