2012年4月25日(八段語録1663)

生き方


 今も心の赴くままに生きたいと思うのです。今という時は、言葉で言い尽くすことが出来ないほど、素晴らしい愛情を与えてくれるのです。時があれば全てについて可能性が生まれてきます。この時を無駄にするならば、何もかも不可能になってしまうのです。不思議なことに、朝起きると、時が供給されているのです。そう考えると、まさに目を見張るばかりの奇跡の出来事が待ち構えているのです。
 朝、今日も目が覚めるのです。三時半起床、四時には家を出るのです。そして、修行を始めるのですが、私の手には、チラシのパンフレットと「人生」の大宇宙でこれまで織られたことのない二十四時間という織り糸も握られているのです。今や私はこの世で最も貴重な財宝を自由にできる立場にあるのです。
 この毎日の二十四時間こそ、私の人生の糧なのです。大いなる食料であるわけです。その中から私の健康や楽しみを満足させ、多くの人との調和を計ることになるのです。そうしているうちに、私の不滅の魂が発展していくように思えるのです。この時を正しく、最も効果的に用いることは、最も差し迫った、最も胸躍らせる現実であるのです。全ては、時があってこそ可能であるという事なのです。
 今、手にしているこの「時」以外には「時」は手にしていないのです。今も、そしてこれからも、私はいまの「時」しか持たないし、持つ必要もないのです。このような事を思いながら、出発しているのです。