2012年4月18日(八段語録1656)

ペースメーカー


 畑のジャガイモも、男爵を植え、メークウインも終了し、後はツキアカリを残すばかりになりました。22本の畝ですが、残り6畝だけという事です。畑は、心を洗い流してくれます。さわやかに過ごしてくれた人生を、振り返りつつ感謝しながら、春の日差しに身体を温めているような姿です。わが畑は、里山にあるのです。正面に大きく泉ヶ岳が、どんと座っています。そして、周りには、泉パークタウンの予定地だったのでしょうが、需要がない為に、そのままに、自然が守られているのです。周り一面田園風景です。そして、その中の高台に私の畑があるのです。
 白石城の西隣で、昔は城の一部のような、見晴らしが良い場所であり、風水からしても立地条件が良いのです。自然の素晴らしさを実感するのです。その土地を、両親から譲り受けて、心身の健康増進に活用させてもらっているわけです。毎年何回か兄弟家庭が集まりってきます。我家の結束の場所という事でもあるのです。堆肥を入れて、肥料を撒き、種芋を植えるのですが、仙台に帰って来てから既に二十数年繰り返しているのです。毎年米袋三十袋収穫があるのです。今年も、七百個の種芋を植えるのです。重労働になるのですが、それでも楽しいのです。
 ところで、今年は、千順さんは一度も、畑には来ていないのです。したがって、一人での農作業という事になります。ちょっと寂しさもありますが、自然は優しく包んでくれるので、気に留めないようにしているのです。畑にジャガイモを撒き始めると、春の実感をするのです。私の生命維持装置の肉体は、この自然に実によく調和してくれます。自然は、私の次の行動のペースメーカーという事になります。明日何しようかという事に関しても、天候が左右するのです。道場生が、空手道を通じて、人間としての心構えを構築して、さらに、大きな優しさを手に入れてくれるならば、私の役割は果たすことが出来ると思うのです。
 今の私の歩みは、極真会館の最大活用と拡大を願っての行動という事になります。柔道が柔術から、チョイスして、国民的武道として確立した恩恵を受けようとしているのです。私には、武道の先駆者を大切にしようとする心があるのです。活法を内容ある医療行為まで高めていった先輩たちの、伝統を継承するのも大切なことなのです。井の中の蛙大海を知らずという事では、進歩がないという事になります。あらゆることに関心を持つという事は、私の性格なのですが、この期間多くの内容を身に付けようと努力するのです。