2012年3月24日(八段語録1631)

開眼


 今日は、何かを成し遂げようとする心が湧いてくるのです。狭い意味なのですが、主権と国土と国民を持ちたいという欲求が生まれてくるのです。主権とは、誰にも侵害されることのない道であり、絶対的なものとして歩める信念なのです。国土とは、極真会館を含めた、今から手掛けようとする基盤であり、国民とは、そこに集う多くの人々いう意味で使ったのです。
 その為に、大きな道場の建設を頭に浮かぶのです。もちろん多目的に使えるようであればそれで幸いであると思うのです。次に、教育センターを作っていくという事です。昔の極真会館の若獅子寮のような、青年を教育する場所が必要であると思うのです。当然、多くの人が合宿できて修練を受けるのですから、大食堂も必要です。医院ならぬ治療院も配置して、健康に万全を期するのです。更に、禅堂のような黙想する場所も確保すると、外国の人達も、喜びを隠すことをしないと思うのです。
 そのような構想を抱くと、一つの極真村が出来上がってきます。その村に、世界中の人達を迎え入れるのです。アカデミックな面では、財団法人青少年交流振興協会が役割を担い、多くの教授や学者が、教育の柱になるようにするわけです。次に道場になるわけですが、極真会館の本部道場の建設が始まるわけなのです。世界の道場生を一挙に修練できるような本山を思い浮かべるのです。更に医療施設を整えて、生涯において、極真の道を全うできるアシストをするのです。
 このような夢みたいな構想を描きながら、将来のあるべき姿を構築したのでした。これも、三月で新年度に向けて、何かを成し遂げたいという思いから生まれてくるのです。誰もが認めることが出来る基盤ができなければ、証明できないのです。そうする事が人生であるように思うように努力しているのです。もちろん完全成し遂げることはできないにしても、極真村に向かって歩もうと、開眼したのでした。
 結局、人生の終焉を迎えようとする私がすべきことは、親のように多くの青少年を抱き、備え、本人が生きがいを持って人生を歩めるように祝福してあげることなのかも知れないのです。その為の準備をしていく事が、必要なのだと感じるのでした。多くの闇夜が覆う世の中です。少しでも青少年の教育に貢献していきたい思いなのです。