2012年3月9日(八段語録1616)

まだ続く季節の寒さ


 今年は、温暖化と言われながら、寒い日が続きます。朝4時に起床して、修業がはじまりました。今日は、久しぶりに新田マンションを順香と茂奈と一緒に回りました。茂奈は、明日に受験を控えています。サンプラザの上階にある保育士養成専門学校を目指しているのです。その為に、毎日、スターバックスやマグドナルドの座席コーナーで勉強を始めているのです。順香がお姉さんになって、今回受験に必要な小論文の書き方の練習や指導をしているのです。アメリカ生活の長い茂奈にとって、日本語を話すのも大変なのに、さらにまた、小論文を書き上げなければならないという試練が迫っているのです。
 息子の聖義はというならば、風邪でダウンです。かなり熱を出して、唸り声を上げています。土曜日まで、北山事務局長から休みを貰ったようです。文誉はというならば、明日千順さんと広島の実家に行くという事で、有頂天になっています。そのような家族模様の中で生活が始まる今日一日です。私はというならば、リフォーム業者と打ち合わせをして、台所のシステムキッチンの取り換えの陣頭指揮をしているのです。下宿の台所は生命線なのですが、千順さんが使い続けて二十年になります。水回りですので、木造の部分が腐ってきて、寿命が来ている状態でした。このような中での工事となりました。
 母親がいると、もったいない精神で、横やりが入るのです。そこで母が留守の午前中に仕事を終わらせようと全面的に指揮に当たっているという事なのです。毎年入居者の入れ替えの時に、リフォームに入っている工務店の大槻さんもいましたので、立ち話です。今回の大地震で、家が傾いているのです。サッシは斜めに菱形状態になっているし、柱は、垂直ではなく傾いているのです。築50年以上の下宿棟ですので無理なからぬことです。壁紙のクロスを貼るのですが、よじれているので思うようにしわが伸びないのです。そんなこんなの話をして午前中があっという間に過ぎてしまいました。
 午後からは、来年度からのスケジュールの調整をしているのです。今後三年間は、規則正しく勉強に熱中できる環境を作っていかなければならないという事もあって、スポーツクラブを松森に変えて、家族が出入りできるような場所に設定です。もちろん母親のリハビリも兼ねての運動効果を狙ってという事になります。家族の事をふと考えると、子供達四人と私が学生という事になります。紛れもなく、学生一家ということになるのです。そのような状況は、考えもしなかったのですが、太陽の輝く彼方に、家族ともども進んで行くというストーリーという事になるわけです。
 この家族にも、夢が広がっている、憧れを持っているという、何ものかを秘めた状態にあるのです。例え、目標に達する事ができなくとも、この家族は頭を上げて生きていけるのです。日々の美しさを眺め、希望がそこにあると信じ、その目指す方向へいく事ができるのです。楽しい日々を与えてくれている家族一人ひとりに乾杯です。