2016年12月27日(八段語録3008)
免許皆伝の生き方

師走の忙しだでしょう。物損事故で、愛車のプリウスを三週間修理工場に預けていました。百パーセント相手の過失ということで、レンタカーを乗っていました。マツダのCR—5というテレビでも、最近宣伝されている、スカイアクティブのエンジンを搭載している車でした。車体が大きく、ヂーゼルエンジンで音が大きく、トラックの延長という乗り心地でした。悪路や高速道路の運転には向いているのでしょう。市内を走るということに関しては、動かしづらいというところでした。確かに、山道を走行することに関しては、エンジンの強さは半端ではないのです。車体も高いので、刺激的な運転ができるというものです。この期間、自前のプリウスを懐かしむような感覚でした。ハイブリットということで、音が静かです。車体も少し小さめなので、市内の走行は快適です。ハンドル操作もスムーズです。別の車に乗って、離れたのが、プリウスに愛車として愛着を強く持つようになってしまったということです。プラグインハイブリットプリウスの新車がもう少しで発売になるのです。迷うのですが、あと二、三年は、乗車していこうと思うに至りました。
車の進歩は、日進月歩です。運転支援システムが充実して、危険をキャッチして、自動で止まるような車も、街を走り出しています。もう少しで、時を重ねたならば、自動運転も、夢ではない時代として、登場してくるでしょう。楽しみです。時代は、その時の状況や環境に満足する事がないようです。日々便利な物を開発していくという事です。私の運転歴も長いのです。益々、日常の足だけでなく、エンジョイドライブとしても、楽しみが増えるという事です。車だけでなく、スマートフォンやパソコンの利用者が増えているのです。メールやスカイプなど、通信手段が増えて、便利になってきています。筆不精を自慢して、年賀状ぐらいしか文章との縁がなかった私でした。しかし、文章を駆使して、ブログを表現しているのです。現代文明の波に乗っているということかもしれません。時代は、日々進歩です。その影響を受けながら、私自身を発信していくということも、大切であると思うのでした。
ところで、人間形成に関しても、時代の波をキャッチしていきていきたいものです。
本物を求めて、自己研鑽を怠らないということに、努力するのです。極真空手に出会ってからというもの、日々稽古をするのです。強くなるという証明を与えられたのです。昇級があり、昇段がありました。全日本空手道選手権大会があり、日々進歩の青春を送ったことを、思い出してしまいます。現役の選手として、目標を高く、強さを追求したのです。
三十四歳で引退してからは、結婚して、家庭を持ち、子供に恵まれました。それから、守るものができたということで、さらなる研鑽に励むようになったのです。肉体の限界を感じると、頭脳の挑戦として、学問を始めたのです。大学院も終了すると、極真会館宮城県本部を立ち上げて、運営や財務に取り組んだものです。そして、現場を弟子に任せて、道場生を愛するという愛の分野の開拓を始めたのです。
時代の波に乗って、便利な世の中になればなるほど、最大に新しい器材を取り入れるのです。真剣勝負を挑むのです。道場を発展させ、道場生に愛情を注いでいるという日々になっているのです。現代社会文明の恩恵を道場の発展に活用するのです。自分自身の成長と道場生を愛するということに徹しているのです。実に幸せなことです。これも極真の真髄を極めようとして闘ってきた方向になったのです。極真空手は、頼もしい自分自身の生き方にしてくれました。ここまで、飽くなき挑戦をするような人生になるとは思っていなかったのです。正しく生きるということだけでは満足しなかったのです。絶えず真剣勝負、絶えず日進月歩でした。経済活動に身を投じたのではなく、人格と愛情の成熟に日々を送るという人生を選択したのです。このように生きることを決意したのは、真面目に道を追求するという極真精神のおかげということです。このような生き方は、まさに免許皆伝の腕前ということを誇るのです。そして、このような生き方を、弟子に宣布するのですから、恵まれているということです。