2016年11月20日(八段語録2967)
道場生の調和(13)
昨日と同じことからの表現です。東北大学病院での診察で、腎機能が、落ちているという診断に、落胆です。原因は三点です。塩分の摂り過ぎという事、血圧が高めに推移しているという事、血糖値も高めという事が、重なっているとの見解でした。運動の強化と睡眠には、気を配っていたのですが、食事と血糖値、血圧に関しても、要注意という事でした。それで、対策を練らなければ練らなければならないのですが、しんどく、のしかかってきて、マイナス発想になりました。腎臓は、最終的には、透析を伴うという事なのです。気をつけなければならないという意識が強いのです。それだけに、改善作業に対しては、なかなか踏み切れないものがあるのです。それでも、落ち込んだ気持ちをふりきって、原町ゴルフコンペに出かけたのです。
中山ゴルフ場は泉区にあります。大きな白い観音様が、ある場所なのです。そこからは、我が家の根白石の畑が、見えるのです。快晴の一日になるかと思ったのですが、朝のわずかな時間だけで、肌寒い状態でした。それでも風が吹いていないのです。体感は11月の割には、そんなに寒さを感じる事なく、プレーすることができました。さて、ゴルフは、人をなごませてくれます。四人でラウンドしますから、一緒のメンバーと五時間近く交流しているのです。色々な話を聞くことができるのです。私のラウンドの成績は、百をちょっとこえたぐらいということです。私自身、ゴルフに熱中するということ良いも、話し合うという事に熱心になるのです。人の話を聞けるという事です。ゴルフの練習もしました。ただそれだけです。ドライバー、アイアンの使い方はそれなりです。しかし、普段練習もしていない、グリーンになると、三打は、を当たり前にするのです。結局、上手にグリーン周りまで、ボールを運べても、最後の詰めが、弱いという事です。それ以上に話し合うという事に充実感を感じるのです。
ところで、極真の修行をしてきたので、世間の話にはちょっと疎いのです。どちらかというならば、下世話な話よりは、清く、気高い、貴さに、酔っていたいという思いが、強いのです。だからと言って、自分は違うのだから、付き合うことなど、できないという、態度ではないのです。色々な話を聞きます。それが、世間であるということを自覚する事にもなるのです。極真という特殊な環境で日々を修練してきただけに、胸筋を開いて、歩調を合わせようとするのです。それが、なんとも言えない刺激になるのです。だからと言って、世間の習慣を見習うということではないのです。
結局、その後の総会などの、会合などにも参加するのです。酒など飲むこともなく、ウーロン茶で盛り上がるということです。このようなゴルフの付き合いでも、どんなにイラ正しく思っても、話を聞くという事に徹するのです。それが、とても人々の悩みを解決するという事にも、繋がると思っているのです。それが、私の威信という事であり、極真の代表師範という事なのだと、心得ているのです。 あくまでも、公的立場であるということをわきまえながらなのです。どのように地域に根差していくかということの検討をするのでした。鎮座ましまして、お高く止まるようでは、世間と遊離してしまいます。それは回避すべきであると思っているのです。あくまでも、一人の武道家という品性と整えるのです。三百六十度、どの方向においても、武道家の姿を表現していきたいという気持ちになっているのでした。
全ての私が参加する地域の行事は、極真の看板で参加するという意識なのです。