2016年10月14日(八段語録2930)
勝利の道(14)
今日は結婚記念日なのです。祝いの場を持つことが出来ました。世界的基盤を持つ極真会館手塚グループです。私としての出発の起点は、それでも、極真会館宮城県本部という事なのです。それだけに、手塚グループの発展と宮城県での勝利が共に、第一優先されるという事です。それ故に、当然、水が氷になるのも一点です。日々この手塚グループと、仙台に骨を埋めるつもりで勇進しているのです。極真手塚グループの道を歩み続けるのも、自らのグループの反映を、仙台に集中するのです。この地域の反映を一身に備え、日本と世界に連結していくという覚悟を決めた歩んできたという思いがあります。
世界と連結しているがゆえに、世界大会を仙台で、二回も行ってきたのです。一緒に歩む道場生に、世界を意識した、仙台での取り組みを、継続してきたのです。手塚会長と世界を回るたびごとに、仙台での世界大会は話題になります。それが世界巡回で、会長と共に、主導権を持つという所に、なっていたのです。そのような意味でも、極真の願いを心に秘めながら、今日も仙台を拠点に、頑張ろうとする覚悟を抱くのです。
話は反れて、個人的な話ですが、今日は結婚記念日なのです。妻と籍を共にするようになって、三十年以上の歳月が過ぎてしまいました。ささやかながら、記念日を持ったのです。家族が祝ってくれました。新鮮な気持ちになります。孫の士紀雅も一緒でした。この妻と共に、この道を歩んできたと思うと感無量になります。夫婦として、仙台で極真を立ち上げて、歩んできた日々が、思い出されるのです。凛々としてこの地で活動する基盤が、できたという実感がするのです。確かに一人、極真の旗を立てて、険しい道を歩み続けたのですから、しさと涙があふれ出ることもありました。踏ん張る力は妻からという事になります。最初は指導員であり、その後師範代として出発しました。悲哀の曲折に置かれることもあり、身の置きどころのない時もありました。この道を私が行くべき道、一生の仕事とすべき道と思い、有難く思いながら行くことができたいう事も、妻のお陰であるのです。その事で私が滅びない理由になっているという事です。この記念日は、決して忘れることは出来ないのです。
ところで、このような私を通じて、極真の新たなる方向を示すことが出来るようになったのです。新たなる武道文化の基準を、極真という視点を立てることで、勧めることが出来ているという事です。チラシや掲示板、インターネットのホームページによる展開、それなりに、ラッパを高らかに吹いて、行進していくという気持ちにもなります。別に敵陣に突入とは思いませんが、この極真を広めていく勇者になろうという意識なのです。短い人生です。
それだけに、勝利の凱旋歌を歌って、余りある自分達でありたいという事です。創始者が時代的な偉業、世界的な偉業を果たしてきました。それに続く私達も、その偉業を引き継ぎ担うものとして、不足ないように、日々鍛錬という事です。
妻と結婚記念日を静かに祝う中で、走馬灯のように三十数年の思い出が去来します。妻は逞しいのです。そして、私を支えてくれるのです。二人が出会えたのも、遥かかなたの日々を、稽古に邁進し、修行してきたからだと思えるのです。自分を磨いたから、運命の人である妻の千順さんに会えたという事を、強く感じる結婚記念日でした。幸せな一日になりました。