2016年10月10日(八段語録2927)
勝利の道(11)
昨日、山形の田畑師範の道場が主催する、極真カップオープントーナメントが行われました。宮城県本部からも、選手団としての出場でした。ここ数年、この大会には、全国からの選手も、参加するようになっているのです。従って、レベルが高くなっているのです。私達の道場生も、必然的に、全国レベルに、引き上がらなければならないのです。それ故、強く雄々しい選手になるように、願われるわけです。三浦先生が指導してきた選手たちが、山形でも日頃の成果を発揮していました。
一人一人の道場生が、全国レベルの闘いが、願われてきているというのも現実です。道場生が日頃の稽古プラス、新たな努力を創造していかなければならないという事です。更に、選手一人一人が、課題を見つけて、不足な部分を補うという事です。新たな強い力を培っていく事ができるように、強い欲望を持つようにするのです。当然、今回の試合内容を踏まえて、新たなる勇猛性を、備えるべきです。私としても、道場生に、目標に向かって、自信をもって前進することが、出来るように願うばかりという事です。そのような意味では、一人一人の選手は、更なる成長が、願われるという事です。
さて、選手の一人一人を眺めて、私は、「強く雄々しくあれ」と願うばかりでした。闘う選手が試合に対して、私の望む基準は、「強く雄々しくあれ」という事でしょう。実力があって、さらに、試合の中で、強く雄々しくという気持ちを抱いて、闘っていかなければならないという事です。その姿勢を貫くために日々の、稽古があるというものです。大会での勝ち負けよりは、日常生活の中で、自分の目標に向かって、総進撃が出来ているかという事です。日々が決戦という事を意識して、目前に迫っている課題を、乗り越えて行かなければならないという事になります。試合というものは、目に見えて、勝ち負けが、はっきりするのです。闘いという決戦が迫っているので、試合時間を必死に、責任をもって闘っていく事が、できる場所になる訳です。
ところで、こうして三十名以上の選手団が、参加している団体は、我が宮城県本部だけでしょう。人数において、凌駕しているのですが、今回は、全国レベルという質が、問われているという事です。この大会に集まった、一人一人の道場生の戦いぶりを、瞼に焼きつけた次第でした。そして道場生を、心で見つめることが出来た、一日という事でした。選手会を指導してきた三浦先生も、道場生の闘う様子を熱心に見つめていました。一人一人の課題を、しっかり心に抱いたのではないかと思うのです。自らを主張するというよりは、この試合の経験を土台に、新たなる認識をして、自己を確立していくという事です。ここに集まった、宮城県本部の選手たちの、心と心を知ることが出来のです。闘う姿勢に、全てが表れているという事です。特に、今回からは、中学生以上の選手は、ヘッドギアーをつけることが、無くなったのです。この前の、大阪でのグラチャンでの大会もそうでしたが、サポーターを、つけているという事で、頭部のガードを外しての、試合になったという事です。日々ルールが、変更していくようです。その事を、念頭に置かなければならないという事にも成ります。
もう今回で、山形の極真カップも、十二回大会になりました。全国からの選手を迎え入れいるようになって、質の高い大会になって来ています。道場の選手会の指導も、高いレベルを目指すという事になります。そのような、意識を高めていく事ができる、大会になる事ができました。指導員の阿部先生、石井先生も試合に参加しました。大会の最前線での戦いを、道場生の育成に役立てて欲しいと、願うばかりでした。