2016年9月29日(八段語録2916)
愛情(29)

 九月は長雨でした。晴れの日よりは、雨模様が続き、災害も全国で起きました。今日も朝から雨でしたが、夕方には、晴れ間が広がったのです。分厚い雲と真っ青な空が、東から西にかけて、分かれているのです。空がグレイとブルーに真っ二つです。明日からは「晴れ」という「印」のようでした。今日は、ちょっと部屋を模様替えしてみました。そして、ブログの動画の映像に関しても、工夫を凝らして、「見栄え」が良いようにと、配慮をしてみました。その映像が昨日のブログ内容なのです。なるべく、見苦しくないように、したいという事です。語りたい内容の映像が、マイナスとなって、耳に入らないようでは、困ります。
今までの文章だけのブログで、良い事になります。そうではなく、道場の代表師範が、何を考え、思って日々を送っているのかという事を、知ってもらうという事です。私の近況を知ってもらう事によって、何かを感じて、稽古に励んでいただければ、幸いなのです。更に、道場生を極真会館に預けている、ご両親にも、指導者の姿勢を知っていただいて、道場生のお子様に対する、助言をして頂ければという、気持ちでもあるのです。
 さて、このようにブログで表現すると、私のメッセージは、本部スタッフ、指導員、道場生にすぐに伝わるのです。私としては、以心伝心、一人一人がその立場で、試行錯誤しながら、このグループの質を高めてもらいたいという事です。私の場合、創始者から、毎日のように総本部で、説教を受けたのです。それが、稽古の指針となって、日々力強く歩めたという、経験を持っているのです。そして、未熟な自分を悔しがり、苦労をいとわないという、気持ちになったのです。もちろん、そこには多くの先輩がいました。その日々が極真との絆を、強めていったという、実感があるのです。そして、いつの間にか責任を持って、代表師範として、この場に立っているではありませんか。そう考えると、次の指導者が、このブログから、学ぶ事もあるという事です。伝統を、変に歪められなくて済むという事にも成ります。そして、振り返るまでもなく、多くの先輩が道を外して、悲惨なる失敗をしていったという事もある訳です。そのような意味では、極真の伝統を正しく受け継ぎ、間違いのない日々を送ってもらいたいというのが本音なのです。
 ところで、我が道場でも、この極真の指導内容に従っていく事ができず、倒れた指導員もいました。この極真の理念に、真っ向から反対したのです。フェミニストに、いつの間にか変質していったのです。健全な女性ならば、普通、恋をして結婚し、愛する人の子供を産みたいものです。ところが、「それは間違っている」というのです。このグループの思想の、根幹を否定したのです。まして、武道精神は、女性を抑圧しているという、表現まで至ったのでした。いつの間にか、指導員が恋人の影響を受けて、偏った考えを持つようになったのです。そしてフェミニズム運動の熱心な、活動家の餌食に、なったのです。威勢よく女性解放と叫びます。そのような活動家が、ISイスラム社会の女性を救ったという話など、聞いたことはありません。このような思想で、道場を捨てていった指導員に対しては、健全な武道精神を持って欲しいと願うばかりでした。
 そんなことを、思い出しながら、理想と夢を極真空手を通じて、体現したいという気持ちになっているのです。明日から、晴れる天気は間違いないようです。