2016年9月7日(八段語録2893)
愛情(8)

 ガソリンの値段も上がってきました。経費節減という事で、プリウスPHVの車を導入して、二年になります。今まで、我が家と、根白石の畑、そしてトヨタディラーの充電拠点で、ガソリンをなるべく使わずに、常用してきました。そうする事によって効率よく、動くことが出来たのですが、結構充電の為にジプシーのように、分散した拠点で、あらゆることに対応するという現状でした。私としても、ちょっと、処定まらないという、気持ちがあったのです。そこで、思い切って、宮城県本部で充電できるならば、落ちつけると思ったのです。宮城県本部は、テナントとして、仙台ニュースカイマンションの中にあります。そこで、管理会社の責任者に、充電の許可のお伺いを立てたのです。回答として、自分の道場から電源を取得する事には、一向にかまわないという事でした。早速、友人の笹谷電気に頼んで、二百ボルトの充電口を設置してもらいました。実に格安で設置してくれたのです。そうする事によって、師範室が拠点になるという事です。すなわち、宮城県本部で充電可能になったのです。この事で、名実ともに、師範室を離れることなく、あらゆる指揮を取る事ができるという事です。
 実に、電気代ですと、一リットル当たり80円の計算になります。夜間料金を使うならば、40円なのです。それだけに、なるべくガソリンを、使わないようにという気持ちなのです。さて、プリウスPHVは、全くエンジンの音を出さずに発進するのです。電車のようです。それが、今の私にとって気持ちを良くしてくれます。長く乗り続けたいという気持ちがあります。それと、今度発売される新型プリウスPHVは、電気での走行距離が長いのです。六十キロ以上ですから、市内を走るという事に関しては、ガソリンを使わないという事になります。ただ新車で購入すると、お金がかかりますから、何年か待って、中古車で購入する事を検討という事になります。
 ところで、極真を始めたころを思い出します。何も分からずに、先輩に飛びかかって痛い目に合いました。初めて道場に行ったとき、こんなにも長く空手をやるという事は思ってもみなかったのです。その時は、目的も方向もつかめなかったという事です。そして、道場の環境に置かれていることも、何の意味があるのか分からなかったのでした。最初に一年ぐらいは、流れに従いながら、倒れながらでした。自分のしっかりとした意思を持つこともできず、押されに押されながら、歩んでいたという事でした。それでも、ブラックベルトを締める有段者になると、ちょっと自信が湧いてきたのです。有段者になると、意識はまるっきり違うものです。天と地に通じることよりも貴く思うのです。まどろんでいる時間も無くなってきたのです。要するに、修行をしてきて、認められ極真の主人公に成れたという気持ちでした。総本部では、尊敬される立場に立ったという事で、人生に対する気持ちも新たになったのでした。それからの人生は、心中に染みわたるように、あらゆることに対する自信が芽生えたという事でした。名ばかりの自分を、しっかり自覚させたのが有段者としての、自分という事でした。
話をプリウスに戻すと、最新のテクノロジーを使いこなしていきたいという欲求に駆られます。とにかく、そんなに人生長くないのですから、ポジティブに物事に対処していくという事です。