2016年8月31日(八段語録2887)
愛情(2)

 台風一過です。空は晴れ渡り、少し気温は高いのですが、清々しく感じます。今日から、チラシの配布を行うという事で、最前線に立って、闘いを挑むのです。何でもそうですが、極真会館宮城県本部でも、新しい道場生が増えるという希望と、先輩が後輩を指導するような立場に立っていくのです、同時進行で行われていくのです。その最前線に立つのがやはり、私という事になるのです。特定な個人を探し出して、大会で優勝するとか、オリンピックに出るという目標の道場ではないのです。どちらかと言えば、あらゆる能力の、全ての道場生を探し出そうとする道場なのです。この武士道に共感する事ができる、道場生を探し出して、指導者が肥やしとなって、助けてあげることが出来る土台を造成していくのです。どんどん子供達は成長するのです。その成長過程の中で、極真空手に触れるという事が、どのようなものなのかを実感してもらうのです。私の人生、道場生への愛情で満ち溢れているのです。
 さて、このような年齢になって、今私にある心、私にある誠意、を全て傾けて、道場の発展を模索するのです。私がまさしく、この宮城県本部の創立者になっているのです。紆余曲折の苦労をしながら、極真の精神で育っていく人材を輩出してきたのです。このような創立者の意図が分からない者、気持ちが分からない者、そしてこの気持ちを体得できない者、またこのような事情が分からない者、そのような道場生が、しっかり極真会館の真髄を知ってもらうのです。私のブログ、先輩からの影響、指導者からのアドバイスなどを含めて、理解して欲しいのです。そのような意味では、私の心と共に在るという事が、できる道場生を育ててくださるように願うばかりなのです。極真の神髄と一致しなければ、道場生と共に、運行する事ができないのです。そのような心で、道場生と向き合っている事を、理解して欲しいのです。
 ところで、そのような意識もなく、只技術だけをマスターしようとすれば、限界があるのです。いくら、頑張っている道場生でも、道場の理念を見出すことが出来なかれば、何の価値もないという事です。そのような事も道場生に、悟らせてくださいと願うばかりです。そうして、厳しいかもしれませんが、共に極真空手を楽しむことが出来、共に道場の発展の為に、創設の理念として、立てていく事ができるようにという事です。とてもシンプルなのですが、この道場を家族という単位で、どんなことに対しても、対処しているのです。これが、道場の主張であり、誇りになっているのです。今の指導者をして、更に多くの道場生を引き連れていきたい気持ちになります。
 昨日は、妻の千順さんの誕生日でした。六十二歳の年齢になったのです。家族全員集まりました。我家では、長男夫婦が息子の士紀雅を育てて一年経過しました。長女の順香も、独立してアパートに住むようになって、半年を迎えたのです。その後を追って、次女の文誉が一人暮らしを始めたのです。その全員が集まって、母の誕生日のお祝いをしたのです。横に妻が座ったのですが、年齢を重ねた顔になっていました。「ご苦労様」という気持ちになります、子育ても、ようやく終わろうとする私達夫婦です。まだまだ愛情を注がなければならないと思っていますが、子供達の為、そしてこれから生まれてくる孫達の為に、余生をしっかり、夫婦共に歩んでいきたいという気持ちを持ったのでした。