2016年8月28日(八段語録2884)
決断(28)

 天気予報では、仙台を強力な台風10号が、30日には通過する天気図になっています。心の準備を、しなければならないという事です。宮城野区は、低地になっていて、台風が通過するとしたら、河川の氾濫による洪水を、警戒しなければならない事になります。消防団本部の部長として、防災に対応するようにという気持ちです。ですから、二日後に備えるという事です。誰もが安心して生活しているようですが、私の場合は、消防団という事もあって、しっかり備えをすると同時に、災害時には総進軍のように身を粉にして、救援に望もうという事です。迫ってくる台風です。どんな被害をもたらすのかという不安が寄ります。二日後に来るまだ見ぬ台風ですが、ぶつかってくることに間違いはないのですから、最初に心の備えをしっかりしたいという欲求になります。
 とにかく、今日は曇りの日でした。気温も二十五度にやっと届くぐらいというのでしょう。涼しいのです。暑さもひと段落。日曜日という事もあって、リラックスする一日となりました。本当に頭を、殻にしているのです。眼中にあるのは、台風だけという事です。会長の下で弟子であった人物が、下剋上そのもので、あるグループの組織の後継者になり、会長に関しては、全く関係のない歩みをしているのです。その方が、大きなグループの館長になっているのですから、武道精神など、無きが如くという事でしょう。お陰で、私が会長を直接支えるナンバー2になっているのですから、めぐりあわせという事です。ただ、行くべきところが分からないという事でもなく、私自身には、今まで培ってきた運営実績と、経営理念がありますから、しっかり準備するという事です。
 これからも、会長を支えていくとするならば、一つの望みと希望の、焦点になると思うのです。このグループは理に適っていますから、必ずや良識のある人達が、集まってくるです。それ故に、素晴らし指導者が、生まれてくるに違いないと、確信するのです。その為にも指導者教育に関しては、決して失敗しないようにと配慮するわけです。弟子の教育に失敗すると、後々、とんでもない事になります。それなりに、自分が育てたような輩から、足げにされるようになっています。理不尽極まりないのですが、私にも名誉があり、篤志家としての意地があります。もちろん、極真会館では、八段の段位も頂いております。そのような事で、正しい伝統を。立てていきたいという事です。安逸な自己自体の、快楽の巣を作って、自分自らの基盤を、私物化しようとする、愚かな師範にはならないようにという気持ちなのです。
 それにしても、今日は一日のんびりしていましたが、それでも台風を待ち受けるような覚悟と同じように、来るべき患難に対して対応し、準備に忙しいというレベルまで引き上げていきたいのです。とにかく、今まで先頭を切って、開拓の道を歩んできましたの、あたふたと一生の歳月を過ぎていくのでしょう。今還暦を過ぎる時代になってきたので、最後まで息詰まるような、整備するような立場でもあります。まだ、安易な道を、見出すことは無いのです。苦労するには、どのようにしたらいいかという事を考えているのです。極真会館宮城県本部に関しては、総進軍という事になります。困難な道で耐え、ぶつかる道で耐え、倒れる立場で耐え、恥ずかしくないように、振舞いたいと思うのでした。