2016年8月3日(八段語録2859)
決断(3)

 体調が思わしくないので、今日は、草刈耳鼻科に行ってきました。顔面のレントゲンを二枚取りました。医師からの診察内容は、蓄膿症という事でした。このような鼻の病気など、今まで、意識したことは無かったのです。実際に、副鼻腔に白い影が取り巻いているのです。この蓄膿症から、耳の気圧の変化のような、異常もあるのだという事でした。この為に、何か月かに渡って、治療をするという事になりました。抗生物質で濃を除去し、鼻を詰まらせていた原因を取り除くのです。若い時には、風邪など、数日経てば治っていたのに、今年の風邪の体調は、一か月半も経過しているのにもかかわらず、回復の兆し無という事でした。これで、体調不良の原因が究明されたという事です。医師の説明としては、途中でいい加減になることなく、完治を目指せば、本来の身体の機能が、発揮されるという事でした。これからは、肉体のトレーニングと、しっかりとした治療が願われる年代に、入ったという事です。その二つを徹底的に対処するならば、感謝して、極真の道を邁進する事が、出来るというものです。
 それから、茂奈さんの家族の テーモーリジャン家が滞在するようになりましたので、一緒に食事をさせてもらい、しっかり交流するという事です。我が家の母屋は、全て自由にお使いくださるようにしました。私達はというならば、妻と娘の三人でピーコックマンションに移住です。五年前に格安で購入したのでしたが、結構、妻からの苦情が多かったのです。理由は簡単です。黙って一人で決定したからという事です。それが今となっては、将来は、息子夫婦に森家を任せて、自分たちは、マンション暮らしにしようという、話までなっています。そして、このマンションがあったから、テーモーリジャン家を二週間に及ぶ期間、受け入れることが出来たとう、感謝の言葉も口にしてくれるのです。借金は残っています。それだけに、日々充実させようとするのかもしれません。
 ところで、このような家族同士の絆は、息子たち夫婦を、大切にするという所に至ると思うようになっています。両家の家族同士が息子夫婦や孫を守っていくという事です。家を守るという事は、どういうことかという事を実感する日々に至っています。日々の生活は、良い事ばかりではないのです。落胆し、落ち込んでも自らを奮い立たせるという作業をするのです。私は、家督ですから、経済的な峠と、人倫的な峠を越えていく闘いをするという事です。つまり、日々苦労するのです。それを受け入れて守るという意識付けが必要になるのです。もちろん、震災のように、全てのものを取されてしまうという事もあるでしょう。それでも、生命が残っているとするならば、有難いという気持ちにするのです。それこそ重大な決断なのです。苦労は付き物という事です。そして、それに伴う必然的に近づいてくる、恨みの峠を越えるために、準備を整える日々という事です。家督として思う事は、家庭を導き、家庭の峠を越えて、死ぬまで頑張るという事です。
 今はそのような決断をしているので、都合よく、平和と喜び、それなりの充実した人生を与えてくださるように願うばかりです。武士道を推進するのですから、そのぐらいの覚悟と決断は必要であるという事です。日々の闘いを漫然と過ごすのではなく、メリハリのついた日々にするためにも、大いなる決断をするという事でしょう。