2016年5月28日(八段語録2792)
希望(28)

 午前中トレーニング、13時から仙台駅東口教室で、東京の極真会館で三か月稽古をしていたという、児童のお母さんと面接でした。次に、14時、原町小学校で学区民運動会にて、交通整理にあたりました。さらに、社明の会合を18時から21時まで持ったのです。間髪入れずに、スケジュールをこなしました。トレーニング以外は、責任のある行事ばかりで、必死という気持ちでした。それも、意識としては、理想的な状態を築いて、安心と安全な街づくりに、貢献しているという事でした。気持ちとして、地域の人達に、貢献して喜んでもらえるように、できるようにという思いが強いのです。その為に私が存在しているという事を認識するのです。自らを奮い立たせて、行事そのものを、尊重しようと心がけていました。どれもこれも、良い環境を築くために支えていこうとする、縁の下の力持ちという事になります。その為に、私が何かをもたらすという意識でした。結論、事件・事故が無いようにすることが一番という事でした。
 さて、私自身、地域の為に貢献することが、無駄にならないように、愛情を注げる人格を、維持することができるようにという、気持ちを保護するのです。そのような公的な精神に立たなければ、この極真会館宮城県本部に対しても、責任を持つことができず、道場生も社会貢献という意識が、薄れてしまうと思うのでした。そのような意味では、道場生を社会に送り出すための、戦いであり、地域貢献していることが、私自身の戦場という気持ちなのです。残された人生は、そんなに長くないというのも事実です。何を提示することができるかという事に、掛かっているのです。このような奉仕活動は、誰も好ましく受け入れる人は少ないのです。それでもどんな奉仕活動でも責任だけはあるのです。それだけに、最後まで負っていけるようにという、信念だけは持っていきたいと思うのでした。
 ところで、私の根底にある発想は、この極真会館宮城県本部が、地域と共に共生していきたいという事なのです。地域と共にある事で、勝利の栄光を備えて、地域の人の前に立って誇る事ができるようにという事です。その為に、ただ代表師範として座っているようでは失格という事です。地域活動を積極的に働きかけ、先頭に立ち、道場の発展と共に覚悟を決めて、取り組むという事でなければ、誰も納得してくれないという事です。故郷に帰ってきて、意識していたことの半分も、実行に移してはいませんが、まだまだ人生が残っています。取り組む課題があまりにも膨大のです。その為にも、ここで、満足することなく、一つ一つ取り組みを強化していきたいと思うのでした。もともと、人生の航海に船出した、心に決めていたことは、社会にどっぷりつかるのではなく、列外としての立場から、何ができるかという事を検討する事でした。その事を今は、実行しているという事です。決して、天下国家を論じているのではなく、地域の為に何ができるかという、観点を大切にしようと思うのでした。
 今日も確かに、私の舞台が用意されていました。誰もが嫌がる事を率先して、貢献重視の歩みを地味に、進めていきたいという思いになっていたのです。どんな事でも、率先して、垣根のように周りに貢献して、本体の極真会館宮城県本部を守っていくという意識でしょうか。そんなことを代表師範として実践していたのでした。