2016年3月31日(八段語録2734)
自己成長と創造

日本の中心東京都心で、子供を授かったとなると、夫婦の関係がさらに深さを増すものです。羅針盤の無いような航海する船の前途が、違ってくるのです。船はエンジンが回ってスクリューが作動すれば前進しますが、船を動かす私という航海士は、もう舵をしっかり握るようになるのです。それが、夫婦の絆を築き上げて生きる私達に革命的な出来事として、起こってきたのです。スクリューが回るように、ただ朝起きてご飯を食べて、職場と家を行ったり来たりしながら、どうにかこうにか方向も定められずに生きていくとは、訳が違ってくるのです。もうすでに、目的地の港に向かうようになるのです。その目的地が、息子が身ごもったという事実が、天から降臨したのです。これ以上のパワーがどこにあるのでしょうか。確かに、一年ほど、夫婦の絆を深めてきましたが、最高の歓喜を味わうことができたのです。
 例えて言うならば、会社の帳簿を整理するまでもなく、収入がいくらで支出がいくらであるかを正確に決算するのですが、夫婦生活も、帳簿を整理してみたら、収支決算が、最高の黒字という事なのです。夫婦生活で投入したことが、この期間、暮らした内容が、相当な収益を見出したという事でしょう。私達の場合、息子を授かるという事で、焦ることも無く、心の世界も黒字の生活という事でした。そのような事を夫婦で表現して、あらゆる課題を解決できたのであるから、自己管理の有難さを感じるのです。夫婦から親子という要因が生まれて、人生の願いのままに、良き家庭への架け橋になっていった時期だったのでした。運よく非常対策的な、人工授精や化学療法をすることなく、子供が授かったという事ですから、幸運に恵まれたという事なのです。
 ところで、東京の都心で、核心的な人生の原点を頂いたという事で、とても晴れやかな気分で過ごしていました。夫婦という単位になって、感じることは、ひたすら、青春時代をあちこち歩き回って、限界状態のように、目も耳も麻痺し、全ての感覚が麻痺していた私に、素晴らしい相手を与えてくれた神仏に感謝という他は無いのです。新しい単位になって感じることは、全ての感覚器官が一致して、全ての神経系統まで、統合されて、自分を新たなる境地に、導くような生き方は出来てきたのです。それは、自分個人の人生、自分一人の道として満足するばかりではなかったのです。自分にこれから造成されるであろう、家族に満足する光が表れてきたという事なのだと思うのでした。それは、まぎれもない、自己管理による自己コントロールであり、正しいと信じる道を、しっかり歩みぬくという事であると思ったのでした。
 それは現実を乗り越えることができる光でなければならず、あらゆる現実的な困難を乗り越えて、人生の目的を成就するものでなければならないという事です。そのような光の道を切り開くためにも、まさしく自己管理を徹底させ、夫婦二人三脚で越えていくことであろうと思えたのでした。そんなことを思いながら、人生回り道することなく、最短距離で充実した歩みをしようとする気持ちが強かったのです。回り道して、浮気や不倫などの悪行を繰り返したとして、何の益になるかという事です。この東京都心で決意したことは、回り道せず、一本の道を一生懸命歩んでいくという事であると思ったのです。日本の中心で思うのですから、それなりに思い出深く思い出すことができるのです。