2016年2月19日(八段語録2694)
第三節極真精神は自然と調和
四 天体に目を向ける


天体に目を移すと、星座が広がっていて、占いにもなります。宇宙である銀河系も、太陽系もある一定の法則で、動いているのです。天体という世界を愛するという事もできるのです。よく運勢を占うために星座が使われます。星座を自分の星座が、てんびん座であるとかという表現をしていました。何か星座が自分の分身のように考えていたのです。自分のように、自分と同じに、運勢を気遣うようにしていたのです。この星座が、何億光年という大きさになるのです。グリニッチ天文台では、これまで何百光年の、かなたにある星まで発見しているのです。つい先日、重力場の変化によって生じ、光速で伝わる波動を検出したという事です。アインシュタインが、一般相対性理論の重力場についての、方程式から予測し、連星のパルサーの公転周期の変化から、その存在が間接的に確認されたのが、装置を使って、発見検出したのです。宇宙の何たるかを、単なる星座だけでなく、科学的に知るようになって来ているのです。
五天体の大きさ
 さて、この宇宙がどれほど大きいかというと、光は一秒間に三十万キロ以上進むのです。地球七回り半という事です。その距離を一年間、かかって進む距離が、天文学では一光年というのです。その距離が何百光年にも至っても、届かないとするならば、どれほど大きいのでしょうか。もう天文学を専攻している訳でもないので、頭がこんがらがって、理解不能という事です。ちょっと一億光年という事を考えて、この距離を進んでいく間に百歳生きる人が百万人生まれて死んでいくという計算です。もちろん、この距離は、直線で進むわけがありませんから、果てしなく続くという事です。
六宇宙との調和
 こうなると、極真精神と関連性を持たせるには、もうこじつけでしかないという事に成ります。宇宙を理解するには、自分がしっかりしなければならないというこじつけです。宇宙が素晴らしかろうが、どうであろうが、自分がしっかりしなければ何の関係もないという事です。自分が中途半端であれば、いくら宇宙が素晴らしくても、その素晴らしい環境とは、何ら関係がないという事です。宇宙があるという事は、外に向かって良き世界が、結果的に広がっている事であり、それに対して、自分自身も良くならなければならないという事です。つまり、心も良くならなければならないし、身体も良くならなければならないという事です。
細胞についていうと、細胞全部が、皆良くならなければならないという事です。目の細胞と足の裏にある細胞が違っても、ひとつ残らず、心身ともに全体が、良くならなければならないという事です。そして、離れて良くなるのではなく、一つに連結されて連帯的に共鳴されなければならないと思うのです。そのような事が、極真精神と繋がってくると思うのです。かなり跳躍した解釈かも知れませんが、そのように宇宙と関係を持ちたいものです。