2012年2月2日(八段語録1580)

豪雪


 朝から雪が降り続いています。根白石は、かなりの積雪になっていました。今年一番の降雪量です。全国的にも冬型の気圧配置になっていて、秋田では、雪崩が三人の人を呑みこんでいるのです。除雪作業でも犠牲者が五十人を超えています。そのような事を踏まえて、雪道の運転を十分気を付けて、事故の無いように細心の注意を払って行動していました。
 午前中は、降りしきる雪で、別荘に足止めです。動くと事故に巻き込まれるという思いから、慎重になっていました。午後からは、雪も止んだので、早速行動開始です。今日は、宮城県庁を訪ねて、今野隆吉議員と会合を持ったのです。東日本大震災の復興・再生支援特別講演会の打ち合わせです。快く、会長就任の承諾とメインスピーチをお願いしにいきました。
 私自身、あらゆる団体との関係を持つようになってきています。国の仕事、県の仕事、市の仕事と幅広く関係しているのです。その為の打ち合わせを行ってきました。今回東日本大震災の講演会のスタッフとのミーチィングを持ちながら、宮城の復興に対して、出来る範囲で貢献していきたいと自覚をしたのでした。
 確かに、千年に一度の大震災に出会ったのです。この時に、自分にできることがあるのではないかと模索しながら、あらゆる機会をとらえて、公的活動をしているのです。全ては、極真会館につなげていこうとしていることもあります。今野議員から手塚会長は元気ですかと尋ねられました。もちろん、世界を駆け回って忙しくしていますと答えたのです。先生からの次の言葉は、「また会いたい」という事でした。
 ところで、今のような生き方を「善し」としているのです。好ましいないと思ったら、ためらうことなく止めているのです。今の活動をしながら新しいステージを発見しているのです。そして近い将来の「道しるべ」として先頭を切って歩んでいるのです。確かに空手と直接関係の無い分野に進出しています。この歩みは、自分の心に描いている自己評価と将来像として切り開いて開拓しているのです。 
 自分の人生に対してですが、他の空手家がやろうとしない道を歩んでいるのは確かです。空手バカ一代ではないのです。創始者大山総裁からは、空手バカの指導を受けたのでした。しかし、私が歩んでいる道は、四方八方と立体的に行動する事でした。当然、空手バカは、歴史に残る生き方です。世界一千二百万人の希望の星です。弟子の私がその道を行くかというならば、否です。確かに偉大な人を師として仰ぎました。それだからコピーとしての人生は行こうとしないのです。人生は選択の連続です。私の場合、総合力を持って空手道を歩もうと思うのでした。師とは全く違っているかも知られないのですが、十分楽しんでいます。
 このような生き方が、自分が満足できるし、自分で評価できるのです。これが私の自画像と言えるのです。そして、その自画像が自分は好きなのです。自分が好きになれるからこそ人生が楽しいのです。極真会館の副会長として何をやっているのかと言われても、はっきり、社会貢献の為に自ら努力していますと、胸を張って言うのです。そして、今日も新しいキャンパスに自分の理想とする自画像を描いているのです。