2012年1月31日(八段語録1578)

月末


 今月も終了してしまいます。一か月走り抜いてきました。充実していた一か月でしたが、あっという間の期間でした。その中で何を行ったのかというならば、可能性の限界に挑戦したのです。あらゆる試練がありました。それでも、逆境を必要十分条件として、成功への階段を上ろうとしたのですが、課題は山積みです。自分として前向きの考えと行動に移してきたのですが、それが十分であったかと振り返るのです。
 この一月に心掛けた事は、想像力を逞しくするという事でした。想像力を広げて、可能性を拡大しようとしたのです。現状を直視すると、悲観的な事がありました。それでも、他人を励まし、出来るだけの事をしていきました。それで精一杯という限界まで戦いました。悲惨さを抱くことは、容易いし、小心者でもできる幻影です。卑怯者の避難所にならないように心を尽くすだけなのです。
 やはり悲惨な状況に立った場合、自信がなくなるのも分かります。後悔と恐怖心に包まれることも分かります。それでも克服して初めて自信が湧いてくるものだと思うのです。指導者は、自信を持たなければなんら発展はありません。そのような思いをさせられた一月でした。人生失敗する事が多いのです。私の経験上、百のうち五ぐらいの成功例しか見ないのです。そうであるから、失敗したことにも喜ぶようにしています。その方法は、これで成功へ一歩近づいたという思いを抱くという事だと思うのです。
私の性格は天然ボケだと思えてなりません。失敗してしまう事が多いのですがいささかも気にしないのです。今の道場運営においても、弟子たちは分かっているのですが、無駄な事を繰り返していたのです。百回も繰り返すと、周りは当然呆れているのですが、お構いなく、百回続けているのです。もし、九十九回で終わっていたなら、今の基盤は無かったと思うのです。私が途中で止めていたならば、現状は無かったのです。
私の姿勢は、才能の美点ではなく、努力の魅力と心得ています。努力なくして、どんな才能も開花するはずはないのです。それで、築き上げた基盤は、後輩に譲ってしまうのです。もう宮城県本部は、次の世代にバトンタッチです。いつまでも固執していないのです。全責任は取りますが、口は出さないのです。もう既に宮城県本部は手に入れたのです。そして、もう私の手から離れて次の指導者に渡っているのです。それで、私はというならば、次への期待に心を弾ませているのです。岡山から来た津高先生に対しては、心を尽くそうと思っています。昨日良きメールがありました。気合が入ります。
津高先生には、人生を思いっきり変えて欲しいと思っています。仕事の事ではなく、人生をデザインする事なのです。全ては、思う通りになっていくものです。積極的に生きれば人は運が強くなります。もう既になすべきことは、自分の心に命ずることだけなのです。
私との出会いで、目標がはっきりしたはずです。その目標は金銭や名声に左右されるものではないのです。ただ一つだけの事です。自分の考えと行動なのです。祝福はもう受けているのです。幸福は当たり前に目の前にあります。