2012年1月21日(八段語録1568)

原理は存在する


大寒というもっとも寒い日です。この寒さが、自分を刺激してくれます。極真空手道を通じて、あらゆる知恵を授かりました。人間としての生き方そのものです。そして、個人の段階から世界へと続いているのです。人生の切り口が決定しているのです。価値観もはっきりしています。それが自分の生き様の自信となっているのです。
さて、知識を身に付けようとしたり、資格を取ろうとしたりすることは、大いに結構な事だと思うのです。しかし、それより真の原理の存在を悟ることが重要であると思うのです。そして、その結果、知恵を身に付けることができると思うのです。これは誰にでも備わっているのです。真の原理に気が付けば、私の内在する無限な知性が共鳴するはずなのです。そして、もっと相応しい道へと導かれ、隠れている私の能力を引き出されていくのです。
 知識は一時のものですが、知性を醸し出す、知恵こそ重要なのです。そして、知恵こそ人間が生まれながらにして獲得しているもので、知識は、知恵をサポートするぐらいのものなのです。多くの人はこのことを誤解して、知識と知恵を同等に扱っているのです。人間すなわち知恵的存在で、それが後天的に身に付けるものであると考えているし、その身に付けることに真の原理の理解が含まれるわけなのです。私の場合、極真空手から学ぶ武道でした。
 特に、今の人生で考えさせられるのは、判断する能力なのです。選択したり決定したりする能力は、とても重要に思うのです。今までの私の人生を振り返ってみると、決断することで人生が変化に飛んだものとなったのです。それが知恵によって、真の原理を選択するならば、最高の結果が生まれるし、真の原理に合わなければ、その決定が無残に崩れることが多いのです。この選択して決定するには、人間の第一の特性であり、特権である知恵を使う事が願われるわけなのです。
 ところで、私は今日もこの知恵を行使しながら、フルに能力を生かしているのです。その時に、自分の選択や決定が正しい事を確信できるようにしているのです。私の場合、若かりし頃に、真の原理に出会ったのです。その真理を知るや否や、自分に生きる物差しであるメートルのような、方向性を鼓舞する生き様のモデルが生まれたのです。つまり求めるものがはっきりしたのです。そして答えを、得る人生へと邁進するようになったのです。
 結局私に降りかかる様々な事件、状況、環境、人間関係について、心でどのように反応するかの原点を見つけたということなのです。それを生活の知恵であるとか、真の原理という表現をしているのです。私の感情は、この反応の仕方に左右されるわけなのです。正しく考え、感じ、行動できる物差しなのです。私の考えを妨害し阻止するのは私自身しかないという境地なのです。