2012年1月16日(八段語録1563)
宇宙ステーション別荘
何から何まで、この世の事と思えない事でも発想できるのが、別荘なのです。下界でのあらゆることがらをキャッチして、情報処理を的確にして、前進しようとするのです。極真会館にしても、もう既に、未来を見つめつつ、町道場からの脱却を図り、個人から世界基準へ連結させようとする宇宙からのメッセージが与えられるところなのです。
畑にある別荘は、ちょうど高台にあります。蔵王連峰を西に望み、北の守り神のように泉ヶ岳が威厳を持ってそびえているのです。南は、NHKドラマ「天花」で収録された、盆地のような水田が、広大な田園として広がっているのです。泉ビレッチや住吉台団地が周りを囲むように、山々を開拓しているのです。南南東は、東と南の山の谷間を抜けるように、仙台市内を一望できるような景色が続くのです。
とりわけ、地上にある宇宙ステーションなのです。更に、別荘は、道路から一メートル程、高くなっているのです。さらに、西に陸続きで畑に続いているという訳なのです。去年も野菜の収穫の喜びを味あわせて頂きました。しかし、この家は、私が建築したわけではいのです。神仏を尊ぶ人によって「やしろ」のようになっているのです。いつの間にか、十年前に、競売物件として不動産会社から回ってきたものでした。そのような物件でも、二階は、高台から周りを一望でき、和室の十二畳は鳥居があり、神仏を安置するかのようです。ひょっとしたら神々が宿る家なのかもしれないと思うようになっているのです。
ともあれ、今日は、久しぶりに妻と日帰り温泉に行ってきました。何年ぶりなのかと、数えてしまう程です。道中会話が弾みます。温泉から上がってもコーヒーを飲みながら、くつろぐことができました。ふと妻の横顔を見て感じるのは、自分の足らない内容を、本当にカバーしてきてくれたのだという事でした。色々と私には、心の起伏があるのですが、特に落ち込んだ時に、勇気づけてくれた人が、この世にたった一人の妻なのです。その存在が愛おしく思えてならないのでした。私は、対外的に頑張ろうとしているのですが、本当の自分を知らないのです。何でもテキパキと進めていると思うのですが、自分が知らない自分を支えてくれてきたのです。ありがたい事だと感謝の念しかないのです。
そのように妻に支えられている自分が、別荘で世界中を見渡すように唯一無二の「考える主体」として存在している訳なのです。そして考えることが、私自身を夫婦で創造しているのです。そのような意味では、私は絶対者のように感じるのです。このような世界を人生で抱けるという有難いという、自信を大切にしようと思っているのです。この別荘の宇宙ステーションで、ミクロコスモスとして存在し、宇宙のマクロコスモスに連結できる環境がここにあると思い込んでいるのです。その宇宙ステーションで考えていく事が出来る自分を、全てを支配する神にも匹敵する存在とも、瞬間思うのです。