2012年1月15日(八段語録1562)
日曜日
晴れ渡る青空に、真冬の寒さを忘れてしまうようです。外は氷点下なのですが、日差しは春のようです。太陽が輝きを増し、昨日に降った雪に光を反射させているのです。白い自然の景色が眩いばかりです。部屋は暖かいので、不自然さを感じるのですが、空の雲を追うようにするのです。泉ヶ岳周辺の山々が実に綺麗です。ちょっと西の方に目をやると蔵王の屏風ヶ嶽が、雪化粧しているのです。樹氷が綺麗なはずなのです。
朝から一日、部屋中熊さんのように転げまわったり、横になったり、歩いたり、何も考えずに過ごしているのです。色々な事を考えるふりをしたり、それでも流してしまったり、グループの発展をどのようにしたらいいのかという課題も、構想は練られていくのですが、会長と共にすることを考えると、その動向と決断によって、どうにでもなるという気持ちになるのです。
ヨーロッパのアラン副会長の事も脳裏に浮かびます。会長との信頼関係が、全てであり、その願いに、無償で答えてきたのです。先回のヨーロッパ合宿の時に、アラン副会長が会長との会話の後、落ち込んでしまった事が気がかりでした。もう取り返すことができないのではないかという懸念が横切ったのですが、会長との会話と、やり取りが始まって元気になってきたという会長の言葉を聞いて、少し安心しているのです。
やはり、アラン副会長も、私も理想主義者なのだと思うのです。しかし必ず実行しなければ、気が済まないのです。私の場合、会長が「世界の手塚」として、活動できるような環境を作りたいと本気で考えているのです。その為に、12支部に成長した全国体制を新規、教育、指導者育成と成長させようとするのです。
会長が話されるように、最後まで会長の権限を行使できる組織を作ることが、私の役割なのです。しかし、グループを支えようとする者の中に、脱落者を出すわけにはいかないのです。しっかり会長を支える資金団体を確立し、どのような活動にも対応できるようにすることと、スタッフに対しても、しっかりとした報酬を資金管理団体からサポートするという事なのです。もちろん、公益法人が望ましいのですが、実績を今まで作ってきたのは、株式会社でした。もう既に8期に及んでいるのです。そのような事を窓から差してくる太陽の光と共に、戯れていました。スタッフは整ってきて、今、期が熟しているようにも思えるのです。
このグループを支える人材で、不必要な人間は絶対にいないと考えています。人は誰も頼りになるのだと思うのです。そして皆、異なった素質を持っていると思っています。才能があるのです。私も、「自分は会長を支えるものである」と自分で描いている存在なのです。八期過ぎた資金管理団体には、会長に貢献した内容が数字で表れていました。これは、私の貢献度という事になるのです。それは、業績であり実績であると誇りにも思っているのです。
だから、これからもできるだけ高貴で誠実で立派な行動がとれて、愛情豊かな自分を想像しようとしているのです。過去を振り返って、頼るべきものは、人望ではなく、業績であると思うのです。それだから、自分が副会長としてやれる全てを深く掘り下げていこうと思うのです。必ず泉が湧き出ると信じているのです。このような気持は、十六年間変わらなかったし、これからも変わらないと思うのです。
もちろん、自分が青春時代に付き合ってきた人たちは、真剣に語り合った人たちなのです。私にとってかけがえのない人たちであり、無二の親友達なのです。そのメンバーが支えようとしているのですから、かけがえのないグループになるはずなのです。二十数年の間、生活や地域の差はあっても、極真で一つに、再びなれたのです。すべてのスタッフを祝福した気持ちになります。メンバーは無限の力を持っている存在であるという事を、これから雄弁に物語ると思うのです。