2012年1月13日(八段語録1560)

健康を育てよう


 今月は何かしら健康について気にしているのです。人生における最終章にさしかかっているから余計に感じているのかもしれないのです。毎日が、想定もしていない色々な事が起こります。その事に私なりに対応しているのです。基本は、いつも明るく、元気で振る舞うようにしているのです。キャッチフレーズは、「感動、躍動、大丈夫」という事です。このように思う事が、肉体と精神の最上の健康法であると思うのです。
ところで、健康なうちは、とても自由です。ところが、一旦病気をしてしまうと監獄にでも入ったように暗いのです。もちろん、病気をしているという事は、一時的な事なのですが、人生を楽しむ姿勢が失われてしまいます。それでも、病気だって、貴重な体験であることは間違いないのです。
 時として、病気をすると、健康な時よりも、自分の事を考えてしまうのです。そして、自らの動機をただし、原点に返っていこうとするようです。つまり、魂そのものに帰っていくようです。身体の調子を悪くすると、否定的な精神態度に近くなりますが、人としての心構えが小さくならないように気をつけます。さて、私の根本的姿勢は、憎悪、嫉妬、恨み、敵意を抱かないという精神態度に心がけることかもしれないのです。全ての事に関して快く受け止めていくという事に全力を傾けようとします。
 スタッフから来るあらゆる事例に対して、快く受け入れる努力は、相当なエネルギーがいるのです。どちらかと言えば、文句を言うような、気持ちと体制に入りがちなのです。それを、愛情に変えて、受け止めるという事がどれほどのエネルギーがいるのか計り知れない時があります。私の若かりし青春時代は、感情の赴くままに指導していた経験があるのです。スタッフが信頼関係を築かなければできない事ですし、お互いに傷つく事にもなったと思っております。そのような意味では、若かったのです。これは、マイナス面に働いた事に間違いないのです。
 今私の心がけていることは、どんな時でも、スタッフを否定しないという事なのです。病気になる多くは、感情的な心より受けることが多いのです。余りに人を激しく叱責する事によって、誰もが委縮してしまうのです。いずれにせよ、怒ることは、健康の為に良くないのです。怒られた方は、抑圧された感情を持つようになるし、肉体的に病気となって現れてしまうのです。好ましくない感情によって、人が傷つく姿は見たくもないのです。とにかく、今は自分の心に語りかけて、点検しているのです。