2012年1月11日(八段語録1558)

法と秩序


 宇宙は、法則に従って運行しているのです。自転と公転を繰り返しながら、秩序正しく今も永遠なまでに存在しようとしているのです。宇宙の法則と同じように、心と体の法則も法と秩序に従っていると見るのが正しいのです。それ故、心の法則を誤って使用するならば、それ故に苦しむことになるのです。理由は法と秩序に違反したからなのです。
ところで、悲観的な状況に心が陥ったとしても、そこから脱却することは、可能なのです。問題は、心と体の法則に従っているかどうかという事と、本人が脱却したように思えるかという事なのです。去年は、身もだえするような心身の健全性を維持する戦いをしたのです。今しか、自分の意志力を発揮する時はないという深刻な気持で挑戦したのでした。
 私は、身体を本当の健康状態に持っていこうと努力しているのです。人間が本来持っている豊かさ、幸福感、充実感といった心の平和といった状態を手元に引き寄せておきたかったのです。心身共の健康を願ったわけなのです。今までの人生は、どちらかというならば,太く短くという気持ちで、桜の花が散るようなイメージで生活していたのでした。ところが、この年齢を迎えるとまるっきり考え方が変わるのです。毎日の生活を、健康を維持していく習慣を身に付けたいという事になるのです。自分の心には常に、家族の事を思い、地域社会を良くすることを願って生活しているのです。この気持ちを維持するためには、健康であることに強い欲求と自信を持つようにしたくなるのです。この状態が本来の姿であると思っているのです。法と秩序は、常に正常な姿に人を持っていこうとするのです。自然治癒力が人間には働くという確信なのです。
 去年健康に関して私は、壮大な実験を試みたのです。最初に始めたのが10日間の断食でした。「人はパンのみに生きるにあらず」という言葉を、経験を通じて証明したのです。体重が百四キロあったのが、九十キロまで落としました。実にこの期間十四キロ減量したのでした。ここで、日常に行ったのではなく、市会議員選挙で、選挙対策本部長という重責を担いながらの決断でした。結果、応援した候補者がトップ当選を果たすことができました。さらに、私の心にも心と体の秩序と法則が働いて、安らぎの中で実行することができたのです。
さらに、私の家系は、父方も母方も糖尿病の血筋なのです。御多分に漏れず、私にも遺伝しているという事実を大学病院で突き付けられたのでした。血糖値が高めに推移しているのです。主治医の指導に従って、インシュリンを体に取り入れることから始めたのです。その後、食事療法を試みるようになりました。そうしているうちに、県会議員の選挙を応援する事になったのです。これも実質選対本部長という事でした。そこで、今野議員から、透析患者まで推移し、最後に腎臓の移植を行った事を聞かされました。議員が推奨する方法が、食事療法なのです。それも糖質を制限するという方法でした。
その後の健康法に、この糖質ゼロという方法を学び実践しました。初めの入口から糖質を制限するという健康法なのです。インシュリンの分泌される量が少ない、私の取るべき最終手段であると思ったのです。肉・魚・野菜を限りなく摂取するという事なのです。米や小麦等の炭水化物を極力控えるという戦略を取ったのでした。食事療法を始めてから二ケ月が経ちましたが、血糖値は平常値を示し続けていました。ヘモグロビンの値も正常の値になっていたのです。もちろん、インシュリンを体内に取り入れるという事はしなくなっているのです。
ここで私の結論なのですが、私自身、農耕民族ではなく、狩猟民族ではないかという事なのです。糖質を米や農作物で取っていくような民族ではなく、動物を追い回し、魚を取って生活をしていた先祖を持つような気がしたのです。そのような食事のメニューであると、どんなに腹いっぱい食べたとしても、血糖値は上がらないのです。つまり、肉、魚、野菜中心の食事が、私の身体には合致しているのです。このことも、人種としての法と秩序に合致するのではないかと確信しているのです。