2012年1月10日(八段語録1557)

原点に戻って


 この地上に生まれてきて、何を願われて存在しているのかという、素朴な疑問を感じる時があるのです。創造主によって、愛情を注がれて、確かめながら、人生を生きることができるかというならば、かえって、放り出されることの方が多かったのです。それでも、創造主なる天の父に、健康だけは失わないように守ってくださいと願いを託すのです。創造主の中に、内在していて、溜まっているすべてのエネルギーを、私に向けてくださいと願うばかりです。
 このような思いは、願望です。それは、大きな力、偉大な力に近づいて行こうとする方法論なのかもしれないのですが、それでも要求するのです。あらゆる可能性のあるところから、若き日々に訓練を重ねてきたのです。当然うまくいかないことが多くあったのです。それでも、最終的に空手道という道を、人生の切り口にしたのでした。それは、後悔するという事はないのです。振り返れば四十二年の歳月が流れていました。
 今年も、この道を究めんとすることに関しては、いささかのブレもないのです。武道は、自己コントロールを客観的に見つめることが出来ます。つまり、自己観察、自己分析の訓練を積むことができるのです。それによって、その狙いはというならば、自分自身を早く掴むことなのです。それを自分が行ってきたのです。
 今日は、自然に触れながら、このグループの方向性を考えているのです。会長と副会長が運命共同体になることが最大のポイントであると実感しているのです。その事が、スムーズに体制に反映されれば、共に生きるような道が開かれるようになると思うのです。そして、お互いに感じる不信感は払拭して、常に心の平安を保たなければならないと思うのです。二人の信頼が築かれるときに、やがてはパワーが増し加わってくるのではないかという思いがするのです。
 その為にも、今日は、健康であることを切に望むのです。健康に対して強い欲求が充満しているのです。今日も、トレーニングをしながら、肉体の建築家に成ろうとしているのであり、自分で創造していこうと意識なのです。その作業がこれからの生々しい活動を司るのであると思うのです。
 会長と話してみて、次へのステップが待っているようです。最大の難関を乗り越えて、共に犠牲になりながら、先へ進んでいく事を確信するのです。これからのグループにおいて遭遇する事の一切の事柄が、良い事であろうが悪く反映されようが、全てを受け入れて前進しようと思うのです。