2011年12月20日(八段語録1536)

積極的人生観(109)
 体調管理

 調子が悪い一日です。久しぶりに、胃の調子が良くないのです。午前中に会議の打ち合わせをしていたのですが、説明もほとんど上の空という事なのです。それでも、気力を振り絞って聞いているのです。説明してくれている人に悪いと感じながら、二時間余り過ぎてしまいました。自分の気持ちは、身体が壊れそうなのですが、頭を回転させて立ち直らせようとします。「空手道を普及していく上で、しっかりとした生活基盤が必要な事と、出来るだけ質素倹約をすることがこれからの課題であると」。そのような事を思いながらも、体調が悪いでので、ちょっと自分に対しても歯がゆい思いになります。ちょっとした短文を、また思い浮かべるのです。
 体調が陰気になっていますので、否定的な思いが湧いてくるのです。そのような時でも、新たな短文を描くのです。そして今まで空手道を修業してきた事に対する感謝の念と自信を思い起こさせるのです。極真会館に入門した人数は、数えきれないほどの人達になるということ。その中で、黒帯を締めることができるまでに続けることができたこと。さらに指導者へ導かれ、用いられてきた自分であるという事に誇りを持つのです。
 そのような事を考えながらも、体調の悪さは変わりなく、正露丸を呑み、何時間か横になってしまいました。原因を追究すると、プールで二時間程、毎日修練を重ねてきていましたので、お腹が冷えてしまったのかという事を反省させられました。このような体調が悪い時には、何事もマイナス思考です。そこで、無理に、こうしてはいられない自分を見つめ直そうとするのです。最高の人生をデザインして歩み続けているのではないかという事と、知識と才能、あるいは努力により、心の状態を前向きにすることを先決として取り組もうとするのです。
 今の状態が不本意な状態であるから、何とか今すぐに体調を取り戻すことと、思考内容を変えていく事が必要と結論つけてもがいているのです。体調を壊すという事で、人間否定的に物事を考え始めるという事を実感しているのです。何か否定的に考えたことが実現してしまうのではないかという恐れさえするのです。
 体調が悪い事を抜きにして、心をコントロールすることは容易なのです。嬉しくなくとも嬉しく振る舞う事も出来ます。悲しくても、出来るだけ悲しみを忘れようと努力もできます。疲れていても疲れたと口に出すのは止めることもできます。しかし、体調の悪いのはどうしようもないのです。今日は心の回転を止めて、静かにする以外ないのかという事を思ってしまいました。そして、上述した、短い教訓のような事を何度も繰り返すのです。さらに、体調が良くなった前提を思い浮かべ、心と対話するようにしているのです。このような葛藤が今日でした。誰とも話したくないという気持ちになりましたが、忘年会シーズンですので、付き合いも大切な要素になります。それにしてもしんどい一日でした。