2011年12月9日(八段語録1525)

積極的人生観(98)
 ポリネシアの伝統

 午前中、トレーニング、夕方からハワイアンショーの見物です。どの民族にも天地創造の伝説があるものです。このハワイでも同様でした。サモアの人達のクリエイトの歴史を、民族舞踊として表現しておりました。さて午前中は、母のプールでのウォーキング40分二本、一緒になって行いました。私の場合は、他に40分一本、水中トレーニングを行い、柔軟40分一本、腹筋40分一本と5本を行って、自己トレーニングを終了しました。
 結構、母のリハビリという名目のもと、自主トレが思うようにできました。選手時代とは言わないまでも、充実したメニューをこなしているのです。時間をゆっくりかけ、四肢五体を、念入りに動かすことができる環境に「ハワイ」はなっているのです。外のプールですので、直射日光を浴びて、肌は真っ黒になるものです。今年は、東日本大震災という事で、海に出かけるこことも無かったので、冬を越していく為の太陽をいっぱい頂いたという事になるのです。
 午後からは、ハワイアンショーという事で、ホノルル市内のホテルに直行です。この催しだけは、送り迎えなしということで、トローリーバスに乗り込んで、市内一周してから、繁華街に行きました。ホノルルの街は、観光地そのもので、全世界からの来客を歓迎しているのです。特に日本からの観光客は目立ちます。円高という事で観光しやすいのです。さらに、ホノルルマラソンが今週日曜日にあるのです。ランナーが二万人を超えるのですから、かなりの人たちの集合になります。当然土曜日からのホテルは満室です。私達の場合、土曜日には帰っていくので、この状態にはぶつからないのです。
 ここでの、ハワイアンショーの会場は万席でした。5百名程の人達が集まっていました。結構ディナーショーという事で、食事つきの豪華なショーが繰り広げられていました。母は、常磐ハワイアンショーしか見に行ったことがないので、本場のショーに驚いていました。この会場も何十年もの歴史があるという伝統のショーでした。誰もが必ず見に来るのであろうという定番です。このショーで感動したことは、男女とも生き生きとした身体の動きをしている事です。目は輝き、耳をそば立てているようで、このハワイでの生活をエンジョイしてきた民族の歴史という事を感じました。
 人間として、原始的でしかも、はっきりとした姿が見えるのです。もちろんショーでの感想ですから、現実とは違うのかもしれませんが、「こうであったらいいな」という姿が表現されています。これから、やりたいという事があったら、何かやっていこうという気になります。人生に迫力と奇跡が呼び起されるようなきがするのでした。このショーでの私の感想は、意欲のあることが、能力のあることよりも多くを楽しめるのではないかという事です。エネルギッシュな踊りに、何も理屈はないのです。人生そのようにも生きてみたいものです。しがらみや、世間体が余りにも束縛して、人間の本姓が生かされないような気がします。このショーで教えられることがありました。