2015年11月28日(八段語録2610)
一宿の恩義で精神論を話す

 成田空港に早めに到着したのですが、福岡行きの出発便は、良く見れば第三ターミナルではなく、第一ターミナルという事でした。てっきりLCCのピーチなので、新しくできた専用のターミナルという思い込みがあったみたいでした。時間が早かったので、ターミナルを移動して、搭乗して福岡に向かいました。早速川崎師範が迎えに来ていました。そこから、道場の指導員宅に宿泊させてもらいました。結構長い間、話をしていました。気が付くと午前三時を回っていました。極真の何たるかを伝えるという気持ちで対応していたのです。私の極真会館に対する姿勢での話の内容は、無限大に大きな希望を持っているという話です。それでも、日々の生活は一歩をしっかり踏み出すという小さなことの積み重ねという事です。何はともあれ、極真空手に関して、飯を食うより、風呂に入るより、寝るよりも、極真精神を実感しているという訳の話です。心の全てを極真に投入しようとしている生活である事を切実に話している自分なのでした。そのような実感的極真を夜通し話していたという事です。
 さて、私の話は、世間の話や車等という環境をどうのこうのという事ではないのです。どこにも周辺に存在しない話をするのです。つまり見えない精神論が中心なのです。要するに、魂本体の事を話すので、聞いている人は、相当に精神的に研ぎ澄まされていないと、分からないという事です。それだけに、人の陰口や組織のどうのこうのという事に関しての、見解の話は無いのです。そんな話は私としては好きではないのです。そして話したことで、誰にも支障を与えることは無いのです。それ故に、道場生の心を思いのままに動かして踏んでいけるという事です。それだからこそ、空気のような話に聞こえるのです。このような話は、当然賛否が無いのです。誰にも害を与えるという事もないのです。それだけに宇宙よりも大きな話にもなるのです。見えない魂を話すので、当然、その現象がどうのこうのという事にも、あまり言及はしないのです。
 そのような気持ちなので、いつの間にか午前三時を過ぎていしまっているのです。もちろん、愛に対しての見解にも至るのです。それだけに生命の神秘に対しても言及し、肉体のどの部分にも言及していくのです。そして全てに通じるのです。それが人生観に通じるし、生き方に関しても厳格にもなるのです。不倫や浮気をしないという事は第一の戒めになるし、人を傷つけないというのが第二の戒めとして話をするのです。経験上、女性は喜ぶのですが、男性は苦虫をつぶした顔にもなるのです。この人生はあらゆる神秘に満ちているのですが、この二つの戒めが羅針盤になるという話にもなるのです。そして、このように会長を支える副会長になると、見えないところで至誠を尽くすようになるという話をしてしまっているのです。
 そのような意味で、大切な話を夜通しはなして、大切な宝物として、この指導員の家庭に
安全にしまっておいて欲しいものです。聞いてくださった指導員の家庭の人に、心に留めてもらうならば、最高の贈り物として、私は幸せを感じるのです。そのような意味では、極真魂の重要性をしっかり語りつくした日になったのです。もちろん、大学で学んだことも駆使しながら、この家庭に大切であろうという内容に言及し続けたという事です。自分の事のように話をする自分が居たのでした。