2015年11月27日(八段語録2609)
極真精神で世の中を正そう

 極真会館宮城県本部の運営は、スタッフの努力により、すべて軌道に乗っています。そして仙台市に根差しているのです。そして、今まで築いてきた膨大な極真の基盤の歴史の上に、青少年教育に全力を尽くそうというのが私達の姿勢なのです。ある団体は、完全に没落状況になっています。理由は様々あるでしょうが、この神聖な空手道を汚さないで欲しいと思うばかりです。道場の師範は、社会貢献を念頭に置かなければならないと思うのです。そして、この社会の中で埋もれている人材を発掘するのです。極真空手で人材という資源を掌握して、世に送り出すのです。
戦後日本は、武道精神が失われ、多くの青少年達が、どこへいくともなく、彷徨っている現状があるのです。それだけに、このように極真会館が社会に受け入れられたという事は、将来に大きな希望を持つことが出来るというものです。そしてこの極真会館はどのようなものであるかというならば、世界的武道精神という思想を持った存在であり、版図としても十分な広がりを持っているという事です。
 さて、私は一挙に事を推し進めようとすることはしないのです。独りよがりにならないようにという事です。プランニングをして、これを管理して、武道精神が疲弊しないように、真剣に闘っているのです。世界各国を連結することができるに相応しい基盤なのです。もう日本政府も、いい加減、この青少年の低堕落ぶりを見るにつけ、先手を打たなければならないのは、自明の理という事です。就職活動も経済界の強い要請で、前倒しに就職活動をするようになったのです。それが、より良き企業の人材養成とかなうという事とは、別の話なのです。青少年に武道精神を指導する時代に入っていると理解すべきです。政府は緊急措置を取らなければならない時代に突入しているという事です。若い人が教育されなければ、私達が頑張るしかないという事になるのです。そうはしたくないので、教育を徹底していくべき使命が、極真会館宮城県本部にはあると思うのです。
 ところで、今の社会では、自分の妻が逃げたり、夫が浮気したりという状況に成り下がって、家庭の維持も難しくなっているのです。そして、簡単に離婚再婚を繰り返すのです。ましてや、同性婚を認めるという時代にも突入しているのです。人権という面で、否定はできないまでも、なるべくであったら、子孫が繁栄できる関係がいいのではないかと思うのです。とにかく、何を言いたいかというならば、道場生を集めて、武道精神に則る、教育運動を展開して、まともな家庭を築き上げる男女を誕生させるという事が必要だとおもうのです。このままで行くと、日本国は、衰退の一途をたどるのではないかと懸念してしまいます。そのような意味では、多くのスポンサーを集めても、この武道精神を復興させ、日本再建の礎を築き上げたいと思うのです。
 明日、福岡に出発なので、今日は成田まできました。とにかく、教育が大事であるという思いから、極真の精神で突き抜けていきたいという心意気です。そのようにしてこそ、青少年に夢と希望を与える極真会館になれるのではないかと思うのでした。そして、今日も一歩歩もうとするのです。