2015年11月18日(八段語録2600)
家族の成熟に向かって

 人生の目的を何処において、歩んできたのかという事を振り返って、家族と話していました。夜の家族対話でした。妻の千順さんが、広島に一か月いたので、総括するように色々と話し合いました。まず私が原則論として、家族を充実させようとするのが、人生であったという話を大まかにしました。ここまで家族を形成していくという中で、色々な事件や事故がありました。しかし、妻との離婚の危機もなく、子供達も人の道を外れることもなく、こうして全員で話し合えるという幸せを感謝するという事を話していました。妻は、広島の実家の事と、最近の近況を話していました。孫の士紀雅も三か月過ぎて、ますます可愛らしくなって来ています。息子もそんなに話すことは無いようでしたが、一言に貫禄がついてきています。理想的な家族の形成がなされて様子に安堵の気持ちが広がります。小一時間ぐらい、対話をして、床に就きました。幸せな気分が漂っての熟睡という事です。
 さて、人生振り返って、恵まれて良い家庭環境に生まれ、今、こうして良い家庭を築いてこんなにも、幸せな事があるのかなという気持ちになります。我が家には八十六歳になる母がいて、私達夫婦が元気で、子供達そして孫と連結されているのです。このような状態に、もう、言う事が無いくらいです。そして、幸せな事に住む場所を両親が準備してくれて、生活をしているのです。特に大きな問題もなく、家庭が営まれていることに感謝の念が湧いてきます。結局、一生懸命人生過ごしてきましたが、何に帰結されるかというならば、何とも風変りもない家庭であるという事です。私は、理想的な嫁に出会いました。家族を形成しているのです。
 ところで、気持ちを引き締めていることは、家庭を破壊させないという事です。どんなことがあっても、家族の連帯を保とうとするのです。当然、私から不倫相手を探そうともしないし、家族を破壊する行為そのものを戒めているのです。妻に対する暴力であったり、言葉で傷つけたり、意識して極力穏やかな姿勢を続けようとしているのです。娘に対しては、私達の子供であるという事を強い認識を持たせようとしているのです。例え放蕩しようが、そんなことはどうでもいいのです。ただ家族としての絆を深めるだけなのです。それも、この家族とは、厄介なもので、一人では築かれないのです。妻と向き合って話す時間は、本当に長いのです。色々な感情をぶつけられても、そのような事に左右されず、対話を重ねてきたのです。その事は、今となっては財産なのです。
 こうして、文章を綴らせていただいているのは、人類の知恵が凝縮されて、私が考えたり思ったりすることを、デスプレィーにすぐに表現できるという事です。ペンを持って考えたりしている時間もない私にとっては、このような文章環境はとてもありがたいのです。頭から湧き出る言葉をふんだんに表現できるのも、このようなパソコン環境があればこそという事です。成熟した時代に、こうして文明の力を使っての表現、有難く思うのです。色々な事が、今後起こると思いますが、最高の理想である家庭の充実に向かって、全力で投入です。思った事、感じたことを素直に表現して、残せる幸せを実感しています。