2015年10月20日(八段語録2571)
理想は最短距離で
根白石の畑で、今年は農地をゆっくり耕しています。毎年、今の季節は、畑いっぱいに大根と白菜を育てているのでが、今年は、夏野菜の終わりそうなスペースと、白菜と大根のスペースだけ活躍しています。他のスペースは、この秋、休耕にしたのです。ちょっと雑草が生えてしまいましたが、雑草を刈り取るために、今日は、草刈機と耕運機で耕して、来春を迎える準備をしているのです。畑も少し充電期間も必要であると思ったのです。本音は、少し軽い農作業にしたかったという事でしょう。それにしても、この日の農作業は暑いのです。季節外れの気温で、上半身裸での作業になってしまいました。空は雲一つなく、風もほとんど感じられないのです。実に幸せなひと時を自然と共に過ごすことが出来ました。
今の私の心境ですが、何事にも恐れない姿勢を貫こうとしています。躊躇は禁物という事です。短い日数を困難と分かっても踏み越えていこうとする気迫が宿っています。私が行こうとする道は、短縮して一直線で行きたいという姿勢なのです。後ろで、火がついて危険に置かれていることは百も承知という事です。それでも、未来の理想を、理念に置いているので、取り組もうとするのです。そうであるから、日々深刻な気持ちになります。ゆっくり落ち着いて基盤を作りましょうという、気持ちには成れないのです。やる気があるスタッフとチームを組んでいるのはその為だという事なのです。失敗した人と組んで勝てる道ではないのです。「荷物として残る」生き様はしないという事です。そんな意味では、自分自身が大変な事を承知で行くという事なのかもしれません。
ところで、その為に優秀な指導者と共にいるのです。私の性格と違った人達で構成されています。そして、ばらばらになれば、それこそハゲタカの餌食になるという事です。それが、今は、一致団結しているのですから、ありがたいことです。今の時代は幼い人も老人も、代表師範であれ、誰でも共に行くという事です。私自身乞食のような気持ちで闘っているように思うのです。子供達にも贅沢させません。今までの人生で、給料を能力に合ったまともな月給をもらったという事は無いのです。共に行くのに高い低いはありません。基盤ができるまでは、スタッフにも我慢してもらっています。それでも一致団結して、アルプスを越えるような気持ちで臨もうとしているのです。それが私の偽らざる得ない心境です。そして、理想を掴むのです。
とにかく、極真会館宮城県本部は生きています。時代と共に生きているのです。そして、私とスタッフ、道場生が共に同じ立場で歩んでいるという気持ちなのです。そのような事を明確にして方針を出しているので、無理を承知で闘っているという事です。それにしても、我が家の困難も、親戚の不幸も諸とせず、今は最短距離をで、理想を果たすことに必死であるという事です。人生わずかの一瞬です。そんな一瞬に長い時間かけていられるかという事です。困難が目の前をよぎっていきます。この困難に怒り心頭に短気を起こさずに、冷静に対応していきたいと思っているのです。それにしても、妻が広島に出かけてから、寂しい日々が続いています。こんなにも妻の千順さんの存在が大きいかという事を実感するとは思わなかったのでした。