本部長通信151 2008年4月14日
人生何をなすべきか(6)
師範は、個人として成功するよりも、広大な目的に対して貢献することが重要であるとはっきり自覚するのです。ただ食べながら生活するのは誰もがみな同じです。
問題となるのが生涯何を残すかが重要なのです。武道教育として子孫に残せるものはないかと模索します。それも次の世代が両手を挙げて歓迎するようなものでなければならないと思うのです
師範は決して負けません。絶対に負けてはならないのです。どういうことがあっても勝たなければならないのです。勝つためには誰よりも強い装備を備えなければなりません。道場運営においても勝たなければなりません。
すべての点で他の道場よりも優れなければならないのです。このことが可能でしたら問題はないのです。しかし現実は、そういうことにはなりません。だから敢えていいます、負けても勝つ戦法で行くということです。負けるのにどうして勝つことができるか、師範も検討中です。
師範稽古 突き40分