2015年9月25日(八段語録2546)
今年の社明活動

 年度末に3月に、26年度の社明の反省会を行ったのです。通常は7名の役員で会議をしていたのですが、3月からは、厚生女性会のメンバーも参加して、10名の会議として、27年度への抱負を語ったのでした。ところが、その矢先、数日して厚生女性会の加藤さんが突如亡くなられるという痛ましい事が起きてしまいました。三人の新しい役員を含めての出発が、悲しむべき患難に見舞われたのでした。
 それでも引き締めて、5月に社明の会議を持つようにして、一年の計画を立てたのです。本当にいつどうなるのか分からない人の生命という事を目の前にしたのでした。それ故に、役員の絆を深めて、信頼できる役員の環境を作ろうとしました。おりしも、社明が内閣総理大臣からのメッセージに格上げされたという事もあって、意気揚々とはしました。今年も私は、宮城県の社明大会に参加からのスタートでした。各地区の社明活動も報告されました。印象に残ったのは、私たちの地区と同じように、学校との連帯を進めている地区の証でした。同じことを取り組んでいる地区もある事に興味を感じたのでした。また特徴としては、今年は保護観察所の所長が事務局として司会をされていました。印象に残りました。そして、いざ出陣という事になりました。
 今年も、7月1日の仙台駅での社明フェスティバルの準備のため仙台保護観察所で、配布物の準備、そして本番のフェスティバルと出陣式のような一日を迎えました。フェスティバルは希望が溢れるように迎えたのでした。地区からも厚生女性会と保護司会からの参加です。
 ところで我が地区も、原町小学校と宮城野中学校の二校で、小学生600名、中学生600名の併せて1200名の生徒に社明の主唱と夏休みの生活の主張をしました。担当は、役員の菊地文博先生、渡辺博先生でした。菊地先生は、連合町内会長に推薦されて、子供たちの安心と安全を願う気持ちが切実に感じられるような講演をしてくださいました。子供達もパソコンで映像を駆使しての講義に引き込まれていました。渡辺博先生に関しても、積極的な非行防止を訴えていました。
 この「学校との連帯」に関してですが、小学校・中学校の校長先生と前もって打ち合わせをするのです。このとき社明役員全員が参加しているのです。校長先生も地域との連帯に力強さを感じてくれているようでした。そのような意味では、入念な準備の末に行う地区の一大イベントになっているのです。そしてもうすでに十年以上経過していますので、継続こそ力と思えてなりません。また、この打ち合わせの中で、社明ののぼり旗を校門に掲げてもらうようになりました。さらにカッコウ公園にも区役所の許可を得て立てさせて貰うようになっているのです。そのような一連の流れは、役員全員の気持ちが波動砲のように広がっていると感じるのです。役員が社明活動に同参しているという強みが現れているという事です。
 さらに、役員の意見で、社明標語が地区5ヵ所に立て看板で掲げたのです。それも、小学生に作品を提出してもらって、賞をあげての掲載でした。区役所・小学校・中学校に、虹を描いたデザインで人目を引いています。社会が混迷しているだけに、社会の光となれる活動を推進するという志で、歩んできた社明月間でした。まだ反省会はしていませんが、強化月間は終わりましたが、活動は続いているという意識です。