2015年8月19日(八段語録2509)
目まぐるしい一日

 極真会館は、武道精神を持った人たちの集まりです。指導者は、その事をしっかり認識すべきです。指導者はもうすでに、道場生の上に立つのですから、よい役割を果たさなければならないと思うのです。指導者は、非難が少ない方がいいのです。そして、しっかり家庭を守っている人として信頼されるべきです。もちろん、自ら制し慎み深く礼儀正しく、あるべきです。かつてのソ連邦の崩壊の要因の一つに、長年にわたる幹部の不正な賄賂や蓄財がありました。今の中国にも言えることですが、ピラミットの組織では、指導者の腐敗が大きな問題になっているのです。私の場合も、組織の腐敗の原則を心得て、人と争わずに金に淡白で、自分の家をよく治めて謹厳であって、子供たちを従順なものに育てようとしなければならないという事です。自分の家を治める事も心得ていない人が、どうして極真会館宮城県本部を預かることができるでしょうか。当然、愛人を持つことや、暴力を振るう事、公金にいい加減なことは、論外です。
 さて、今日は午前中、甲子園での高校野球準決勝を観戦していました。仙台育英と早稲田実業との対戦でした。最初に七点も相手チームからもぎ取っているので、安心しての観戦になりました。今年こそは、白河の関所を通過できるように、東北にも深紅の優勝旗が渡ってくればと思いながらの、皮算用です。別に出身高校ではないのですが、育英ナインに期待を持ってしまいます。育英のピッチャーを観察すると、打たせてアウトを取るような投球をしていたし、決め球はホークを持っているという事で、強気のピッチングに見えました。午後からは、会合が二本入っていました。保護会の会合には行けそうもないので、優先順位をつけて、夕方の保護司褒章のお祝いの会に参加させていただきました。長澤保護司の25年にも及ぶ活動での栄えある褒章です。私も先輩に続いていきたいと思うのでした。
 長町に青森の鹿内道場からの移籍の道場生と新規の対象者が来ているという事で、出かけていきました。ここでの私たちの理念をお伝えして、焦らずに頑張ってくださいと励ましました。ここでも、大会で優勝したご父兄の方がいましたので、今後の心得を少し話させていただきました。何度もくどいようですが、道場生としての子供には、自らを制し、慎み深く、礼儀正しくして欲しいと、注文を付けさせてもらいました。よく理解させてもらっていますという返事をもらいました。奇跡的に優勝した時には、必ずつけは払わせられます。そのギャップに落ち込むことがないようにして欲しいものです。大会で優勝する道場生が優秀な道場生と、他の道場では言いそうですが、勝負に勝つよりも人格を磨くようにするということですし、優勝することよりも愛情で人となることを願うのが私たちであるという、道場の原点を見出して、成長してもらいたいものだと思うのでした。
 一連の行事を終えて、最後に夜九時から座学があります。私の理念を話しているのですが、着実に極真会館の発展に全力を尽くしている姿に感動してもらっています。これからも、基盤確保に最大の努力を積み上げていきたいという思いになります。崩れるのは一瞬ですが、積み上げていくのは、時間がかかるものです。それにしても、息子の姿が、孫ができてから頼もしく思えるのは、これまた親バカという事でしょうか。