2015年8月10日(八段語録2500)
二千五百ブログ達成

 極真会館の師範になってから、二千五百ブログを達成しました。五十歳を前
後して、指導者としての出発を期し、一大決意ということでした。五十年余り
の歳月で培った人生の歩みを指導者として、どのように展開していくかという
ことでした。目標は一万ブログの達成に置いていたのですが、ちょうどクオー
ターに差しかかった記念する日となりました。ここまで来るのに、十二年近い
歳月が流れました。十二年も指導者として歩み続けているのだという誇りにも
なります。最初は、一か月に一度表現すればよいと思っていましたが。徐々に
、指導理念から、実際のトレーニング方法、新規対象者からどのように教育し
ていくかという教育論を表現してきました。また、日々の出来事もプラスする
など自叙伝の領域に入っていきました。ともあれ、ここまで到達したというこ
とで、登山でいうならば、二合目を超えた三合目に向かうということでしょう
か。 
 さて、ブログを始める前に、五十年の人生を振り返って、無茶苦茶な生き方
をしたものであると、我ながら驚くのです。地球の岩盤ぶち抜いてという気持
ちで、最終的には、万有引力の母体になるつもりで、人生のかけ橋の大いなる
夢を追いかけたものでした。結果、犯罪には至らなかったのですが、とんでも
ない事をしてきたものだと振り返ってしまいます。どもあれ、社会の歯車には
一度もならなかったのです。ですから今まで、上司というものがいません。た
だ人生の師はいました。アドバイスはたくさん受けましたが、消化するかどう
かは自分ということでした。そこで、いろいろと試して、自分を分析して、結
果的に指導者として出発したのが、経済人でもなく、学者でもなく、極真会館
の師範ということでした。この到達した原点に立って、腹を決めたのです。あ
らゆる蓄積したノウハウを一挙に花咲かせようとしているのが、五十歳からの
指導者としての歩みということでした。その記録が二千五百ブログに及ぶ膨大
な内容になっているわけです。
 ところで、いずれは書籍にしようと思っていますが、今はまだファイルを描
き続けていこうとする思いが強いのです。結構真実に生きてきたのです。そし
てその生き方から、あらゆる表現が生まれ、現実に躍動してきた人生があるの
です。多くの失敗と屈辱を味わってきましたが、まだ勝組に残っているようで
す。そのような意味では、今も価値ある生き方をしていると自負しているので
す。能力が伴わなかったからかもしれませんが、謙虚に人に話を聞いて歩んで
きました。そのような実践をしてきたものですから、ご飯の味よりも、精神的
な味が美味しかった日々でした。
 このように記念すべき日を迎えることが出来たということは、これからの励
みになります。書いている内容が、現象ばかりを追わず、絶えず本質に立ち返
っている様子を見てもらったと思うのです。そして、本質の追及は今後も続く
のです。次は、五千ブログが目標になると思います。もう十二年はかからない
と思いますが、着実に、失敗も屈辱も書き記して、充実させていきたいと思っ
ています。そんな矢先に、全国優勝することができた門下生がいたということ
は、実際に喜ばしいことです。そして、弟子と共に、成長したいものです。彼
女が二十歳になる頃には、五千ブログに到達したいものです。