2015年7月21日(八段語録2480)
幸福と命と愛情そして栄光

 関東地方まで、梅雨明けの宣言がなされたのですが、仙台の空は、どんよりと曇っています。今日も心が幸福でありますように、生命が続くように、愛情に満たされるように、そして栄光の一日になるようにと願っての出発の一日です。当たり前のように幸福と生命と愛情と栄光が心の基礎となるようにと思いを込めたのでした。一歩外に出れば、暗闇が、分裂が、闘争が、はなばなしい世の中です。地上の不幸の全てが、大口を開けて待ち構えているのです。嘆きと誹りそして涙がいつしか覆うかもしれないと思う環境に満ちているのです。それだけに、自分を中心とした生活ではなく、あくまでも利他主義として、家族を大切にする生活をするという心構えをするのです。自分がどうかという事を考えると、自信を失ってしまうので、家族である子供達がどうかという事を先に発想するのです。私の生き方が両親を模範として、幸福と生命と愛情と栄光を占有することができるようにと思うばかりなのです。
 さて、人生一寸先は闇という事でしょう。そのような世間を渡るために、心掛けたことは、いい加減な生き方をしないという事でした。若い時は、人生前だけがあると思っていましたが、後ろがあることも分かりました。それだけでなく、今日だけだと思っていたら、明日もあり、上も下も右も左も、それぞれの位置が変わってもあるという事を体験で感じ取ることができるようになったのです。そこで、一寸先を闇にするのではなく、極真精神を持って、闇夜ではなく、光を歩きたいという欲求のほうが強くなってきたのでした。それは、極真魂が、前後左右上下すべてを調和させ、一体不可分の関係にするという事でした。その中心が、生涯修行を続けてきた理念での調和という事でした。それは、自分を立てようとすると、なかなかうまくいかず、自分を捨てようとする心が無ければ、開けないという事も悟りました。そうする中で、闇を切り裂くという事になるという事でした。
 ところで、しっかりとした理念が自分に無いと、闇の部分が待ち構えています。いつしか、脇道に入ってしまうのです。その道にはまらないように、しっかり分別し、お天道様に恥じないようにするように心がけています。黙々と天に向かって前進し、一つの目標をめざし、それを達成して、喜んでいける日々を送りたいという思いになるのです。なんでこのような事を表現しているかというならば、生涯純粋に生きたいと思うからです。それだけに、理念だけでなく、修業を前提にした闘いをして、理念の生活化を図るという事です。極真精神は、私にとっては持って来いの理念になったという事です。
 どんよりした空が、午前中から、晴れ渡り、気温もグングン上がっていきました。車の点検をして、事故を起こさないように意識した矢先、ガソリンスタンドで、車と自転車の人身事故を見ました。暑さで注意が散漫していると、すぐに大きな事故につながるという事でしょう。気を引き締めて、過ごそうと思いました。それから、保護観察中の対象者の面接を行って、そのまま、トレーニングに入りました。空手道の修業も途上ですし、いい運勢を起こすために、気を配りながら、日々を過ごそうと思うのです。家族との絆もしっかり築きながら、しっかりとした歩みをしていきたいと思うのです。我が家は千順さんが中心の、カカア天下ですが、そのほうが纏まっていいのかもしれません。