2011年11月20日(八段語録1506)
積極的人生観(79) 過去の整理
久しぶりの日曜日、自分の事の整理を始めました。理由は、生き方の原点探しという事です。四点におい検討しました。最初に夫婦関係のチェックです。最初に出会ってから既に三十四年の歳月が過ぎてしまっていることです。入籍からも三十年の歳月です。結婚生活からは、二十四年、そのような日々を送ったことになったのです。だいぶ紛らわしい書き方をしていますが、理由は「親ばか」という事です。人目惚れしてすぐに報告すると、両親が広島まで出かけて、三年後には、両親が入籍と結婚式を挙げてくれたのです。その時は、私は空手修行の最中で、黒帯の一歩手前、全日本大会に出場するようになった時期でしたので、現役を終えるまでは、家庭を持つことを控えたのです。昔風に言うならば、一人前になるまでは結婚する事などできないという判断でありました。結果的に、十年の恋愛期間ということになるのです。私は、武道精神が身についていたこともあって、責任を持てる時までは、手を握ることもできなかったのです。そのような事から、恋愛期間をプラトニックラブという事で過ごしたことになるのです。それで、結婚初夜を三十四歳の時に迎えて、夫婦生活が始まったという生き方をしたのでした。
そこで、来年は二十五回目の結婚記念日という事になるわけなのです。日本では、明治二十七年に明治天皇が銀婚式のお祝いをしたのをきっかけに、一般家庭でも記念日を祝うという習慣が定着したのです。私達も一応子育てにも一段落という所なのです。手が掛らなくなり、夫婦が仲良くするといった機会も増えるころになるのです。家庭生活をして二十五年を夫婦として平穏に仲睦まじく過ごせたことに、お互いが感謝しあい、夫婦の絆を益々深め、いぶし銀のように美しく、光輝く金になるまで、お互いが切磋琢磨していこうという気持ちを確かめ合う大切な日を迎えるという事になるのです。その為の整理が今年という事になるわけです。
第二に、今年の十月二十一日に父親が天命を全うしました。その事もあって、親父の家系の整理を始めたのです。父の両親はどのように生きたのか、その親はどうなのかを探り始めたのです。母方の金森家に関しても関心を抱きました。不思議な事に、金森家の系図が講談社から出版されるのです。もちろん、千順さんの家系にも関心を持っているのです。そのような血統的な流れを整理することによって、自分の立つ位置を確かめたいし、これからどのような家系的役割があるかという事を探究もしてみたいと思えたのです。
第三に、民族的な意識がもたげるのです。日本民族としての今までの功罪を整理して、全世界にどのようにしなければならないかという事を考えるのです。幸いに、極真会館という舞台という、幸運な立場に立たせていただきました。それ故に、世界に対して貢献しやすりのではないかとおもうのです。戦前、戦中、戦後を通じて世界大戦という悲惨な出来事を主導的に行ってきた日本民族であるがゆえに、その償いは、私達後孫にかかっていると思えてならないのです。朝鮮半島を初め、中国大陸で相当な悪行があからさまになってきているのです。そのような清算の義務を負うものと感じているのです。
第四に、自分自身についてです。いつの間にか、周りに迷惑をかけたことが無かったのかを精査し始めているのです。両親、兄弟、親戚、友達、地域社会と様々検討しているのです。幸いに女性関係は、良い人はいましたが、深入りはしませんでしたから、恨みを買う事は無いと思うのですが、それでも、心にやましいことがないかという事を胸に手を当てて反省するのです。以上のような事での整理を考えていました。