2015年5月25日(八段語録2424)
運勢を良くするという矛盾
一番大事なことは、会長を中心として、極真会館の運営をしていくという事だと思うのです。自然の理に沿って行くことが一番の発展につながると思っています。人間が良すぎると思われますが、伝統を立ててきた先輩を敬うことが一番大切なことであると思うのです。そうしなければ、天運が逃げていきます。ただ会長に合わせるという事ではなく、進言して対話をしながら、その中で生まれたことが、実に意義が大きいのです。そうすると、結局は、保護圏を生んで、組織全体が守られるようになると思うのです。いくら、自分がいい運勢を持っていようが、会長との繋がりがうまくいかなければ、困難なことを経験するという事になるのです。自分の運勢もありますが、大元の極真会館の運勢が傾けば、ともに没落するしかないということです。さらに、こう考えると、すべての極真を包括して、すべてのためにある運勢の進行方向に向かって、あらゆることを決定していけば、間違いがないということです。
さて、世の中で、天道を立てるということを言いますが、それは、自分の生きるべき道を、大きい存在と共に歩むということなのです。個人主義のままで、大きな存在に寄りかかっていては、いつの日かはじき出されるし、存在価値も影をひそめてしまうのです。そうすると、私はどこに向かっていけばいいかということですが、最終点は、一つの主権組織ということです。もちろん、家庭では、私が主人となっていますが、極真会館では、会長が主人なのです。その会長をサポートするというのが、運勢を上げることに通じるのです。その中心に向かっていく時には、ただジャンプするのではなく、個人を超えていかなければならないということです。そうすることによって、この極真会館の版図を広げていくという事になるのです。このような事を考えながら、いかにこの極真の道を究めるかという事を研究している昨今なのです。
ところで、今日は、交通指導隊の研修会と親睦会がありました。総会が開かれて、自転車の交通ルールを学ぶことになりました。とても複雑な交通ルールでした。講師いわく、聞くほうも質問をしないようにということなので、流れるままに聞いていたのですが、現状に交通網に合わせるならば、意味不明ということも多くありました。それでも、これから初夏を迎えますから、自転車通行の人が多くなります。的確に交通指導ができて、安全な社会を築き上げることができるようにと思うのみでした。それから親睦会に移りましたが、飲み会はやはり私には抵抗があります。シラフで話しても良いのではないかと思うのですが、アルコールが入ったほうが、何かと親しみやすいということなのでしょう。良く飲んでいました。私は、酒に酔うのではなく、雰囲気に酔うという事を宣言しながら、ステージで大きな声を出しながら一曲歌っていました。
そんなこんなで、親睦を深めるひと時もあっという間に過ぎていました。地域はコミュニティを大切にして、仲間意識を高め、役割を遂行するということなのだという悟りを開いた次第でした。別に同化しなくてもいいのですが、それなりの地域の風習に染まるのも悪くはないものだと思うのでした。ここが、矛盾ということです。それでも本質的には、私は飲み会は嫌いであるということなのでした。