2015年4月1日(八段語録2371)
極真の血統
四時半起床、博先生と辻立から始まって、新年度の闘いの火ぶたが切って落とされたという事です。気温14度、高めですが、気持ち良い朝です。予報では雨ですが、まだ降っていないようです。一昨日、息子から、男の子であるという性別を聞いて、跡取りができたと喜んだばかりです。生命の繋がりの、血筋がつながったという事なのです。後世に、森家の血統が残るという決定的な報告でした。我が家の事を考えると、海外の血統が交わって、孫はクオーターなのです。つまり、日本人という概念から世界人という感覚です。生命と愛の継続が、我が家系でもなされていくという事で、後世に残せる大切な子孫という事になりました。そのような意味合いも含めて、「お爺ちゃんは頑張ろう」という気持ちで心身ともに奮い立ってきます。
さて、新年度に関するプログラムは、もうすでにプランニングされていますが、選手会の全国各地の大会に向けての出場、各教室の指導内容の充実、そして新たに、駅東口、成田、錦が丘と新教室の開催に向けて、準備という事になります。極真旋風を今年も巻き起こそうとする意欲満々という事です。我が家の事を記述してしまいましたが、極真の系図も欠かさないためにも、理想とされる道場を目指して、この道場から、多くの優秀な人材を世界に排出していく事が出来たらと思っています。極真というブランドは、いくら強調してもしすぎることは無いと思っています。それは、肝に銘じていることです。極真との関係こそ、あらゆる関係の中で、最高の関係であるのです。理由は、私が人生の全てを費やして、修練した伝統の環境であるからという事です。極真の伝統を伝授されて、今の私があるというのですから、気持ち極真を永存させたいと思うのです。
ところで、実践空手と言って、極真から派生する道場が多く存在しています。厳密に思うならば、派生する道場に関しては、どうしようもない事なのでしょうが、私の関わった道場に関しては、反省しているという事です。極真の伝統を全て指導したのですから、友好的でありたいと思うは、親心というところです。青春時代汗を流して、集めてきた、修練の賜物を、強盗にそっくりそのまま奪われた感じが強いのです。やはり、当時を振り返っても、どれほど胸が痛かったかという事です。当の本人達は分からないでしょうが、無念な心情に包まれたという事だけは、私の心に刻まれているのです。ある意味で、極真武道教育の所有権まで奪われたという気持ちにもなります。それだけ、私が誇りに思っていたという事でしょう。もうこれかは、「まっぴらごめんこうむります」という事で、今は教育を徹底しているというところです。もちろん、私の無念さを知る人は少ないと思います。
もちろん、これからも、家庭では森家のモデルとしての歩みと、極真の本来の理想の姿を目指した、系図を残すために、歯を食いしばって、乗り越えていくべき人生なのかもしれません。道場の運営の内容はかなり煮詰まってきました。それだけに、基盤拡大に今年は取り組むという事なのですが、伝統と血統を重んじて取り組みたいと、今日は思うのでした。このように、私の思いを書き記せることに感謝するのです。