2015年3月2日(八段語録2340)
第九回フェステバル大会を終えて

 大会が終了して、爽やかな朝を迎えたのですが、まだまだ、私の本分としては果たせていないという気持ちです。これから宮城県本部がサムライの育成に汗と涙の跡を流さなければならないという事です。まだまだこのようなレベルではないと思っています。まだまだ、世俗的な利己主義の監獄に閉じ込められて、生き方としての光を見出していない青少年を育てていかなければならないという気持ちが大きくなっています。今回の課題は、壮年、青年、学生、高校生、の年齢層の試合を組まなかったことが心残りです。来年は、一丸となって、完成形を目指していきたいという気持ちになるのです。まだまだ、未完成な状況に私が安心していることができようかと思うのです。
 それゆえ、私の心は未だ解放されていないという気持ちです。そのような事ですから、今日から何をしなければならないかという課題が明確にもなります。新規の目標を今年は、120名に設定しています。そうして、極真精神でサムライになれる青少年の発掘に全力を尽くそうとするのです。そして、教育の受け皿として、私が先頭に立って指導するという事もテーマに入れています。富谷町と仙台駅東口にかまえるという提案をしています。私の人生で苦労すれば必ず未来に希望が保証されるという気持ちがあります。苦労の最前線に今年は立っていこうと思うのです。そうでなければ、誰がついてくるのでしょうか。組織が成熟してきているのは分かりますが、それ以上に開拓精神に満ちた宮城県本部にしなければならないと思うのです。
 ところで、極真会館はフルコンタクトの実践空手で空手界の王者に君臨してきました。今でも、それは維持していると思うのですが、雨後の筍のように、模倣して立ち上げている団体も増えてきています。恥ずかしいかな、私の組織からも分かれてしまった人もありました。しかし、絶対に王者をほかの団体に奪われようとは思わないのです。弄ばれるような組織は築いてきていないという気持はあるのです。まだまだ、私が極真会館に入門した時の自由な解放感は無いのです。何か拘束感が漂っているのです。それは、色々な要因があると思いますが、一つに、大山総裁が亡くなった後、分裂したことがありますが、それでも誇りを持って極真会と名乗れる道場生を排出したいと思うのです。それには、亡き大山総裁に、最も親孝行できる極真会として成長させることであると思っているのです。それを、世間の前で公認されていかなければならないと思うのです。 
 結論として、最前線でサムライとして闘っていくという気持ちが必要であると思っています。老体に鞭打って、どこまでも、理想を追求していく長老でありたいと思うのです。まだまだ自分の本分は発揮されていません。不完全燃焼のままに人生を終了したくはないのです。指導者がしっかりしている分、環境は整っています。後は実践のみという事です。まだまだサムライの闘いは続くという事です。今日もボランティアとして、交通指導隊として交差点に立ち、自主トレーニングを強化して、前進してするという日になります。